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社長メッセージ

2024年06月17日

売上総利益、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高を達成。
クラウド、セキュリティ、生成AIの領域で幅広くお客様のビジネス成長に貢献します。

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は「大きく成長する」ことをスローガンに掲げ、2013年度より中期経営計画を策定し、目標達成に向けて全社一丸となり取り組んでいます。第4次中期経営計画の2年目にあたる当期は、売上高が前期比で減収となりましたが、売上総利益、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高となりました。特に、注力領域であるエンタープライズ領域では、マネージドセキュリティサービス(以下、MSS)の売上高が前期比1.5倍に成長しており、また公共領域においても、新たに国土交通省やデジタル庁の案件を受注し、順調に進捗しております。

日本企業のデジタル化に対する需要は旺盛であり、中でも生成AIのビジネス活用に関しては、依然として高い関心が寄せられています。こうした動きに対して、当社は生成AIの技術検証を早期に行い、マイクロソフト製品やセキュリティにおける技術ノウハウを活用した、生成AIサービスの提供も開始しました。引き続き、生成AI関連の需要にもお応えしていくために、技術を磨いてまいります。

サステナビリティへの取り組みでは、国際的な非営利団体であるCDPにより、当社として初めて「気候変動質問書2023」におけるリーダーシップレベル「A-」に選定されました。温室効果ガスの排出削減に向けた低炭素製品の活用、シナリオ分析の導入、リスク管理等で高い評価をいただきました。

「ソフトバンク株式会社による当社株式等に対する公開買付けに関する賛同の意見表明及び応募推奨のお知らせ」に関して2024年4月25日付の本発表のとおり、当社は公開買付けに関し賛同意見を表明するとともに、当社株主の皆様が本公開買付けに応募することを推奨する旨を決議し、また上記を踏まえ2025年3月期の配当を行わないことを決議いたしました。

なお、上記は当社が完全子会社化することを企図していること及び当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行なわれたものとなります。今後については、引き続きソフトバンク株式会社のグループ企業の一員として、親会社とのシナジーをより一層生かしていき、豊かな情報化社会の実現に向けて取り組んでまいります。