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ウェブアクセシビリティ対応を行うメリットについて

CXユニット

CX ユニット

SBテクノロジー CX ユニットの長田です。

近年、インターネットは私たちの生活に欠かせない存在となっています。
しかし、すべての人が同じようにウェブを利用できるわけではありません。
ウェブアクセシビリティとは、利用者の障害などの有無、年齢、利用環境にかかわらず、あらゆる人々がウェブサイトで提供されている情報やサービスを利用できることを意味します。

国内でもウェブアクセシビリティに関する関心が高まっており、ウェブアクセシビリティ対応を行う企業が増えています。
本記事ではウェブアクセシビリティ対応を行った場合のメリットを紹介します。

ユーザー体験の向上

ウェブアクセシビリティ対応を行うことで、ユーザーが快適にウェブを利用できるようになります。
適切にマークアップすることで、音声読み上げソフトを使用する視覚に障害がある方でも正しく情報を取得することができます。
動画にキャプションや字幕を付けることで聴覚に障害がある方でも動画の情報取得することができるようになります。

また、障害のない方にとってもウェブアクセシビリティは重要です。
例えば、明確なナビゲーションやフォント、色のコントラストなどウェブアクセシビリティに配慮したデザインにすることで、視覚的に快適な体験を得ることができます。
ウェブアクセシビリティ対応をすることであらゆる人にとって使いやすいウェブサイトになり、ユーザー体験の向上につながります。

新たなユーザー層の獲得

ウェブアクセシビリティの向上によりこれまでにウェブサイトにアクセスしづらかったユーザー層へアプローチすることが可能になり、新たなユーザーとの接点を生む機会創出につながります。
ウェブアクセシビリティの向上により多くの人に快適な体験を提供することができるため、すべての人に配慮したサービスを提供する企業は、顧客からの信頼を得やすくなります。

マシンリーダブル

ウェブアクセシビリティには「ヒューマンリーダブル」と「マシンリーダブル」の二つの考え方があります。
マシンリーダブルにするためにはHTMLを適切にマークアップする必要があります。
適切にマークアップすることで機械的に解釈が可能となり、マシンリーダブルなコンテンツが実現されます。
音声読み上げソフトなどツールを利用するユーザーにとってマシンリーダブルにすることは非常に大切です。
また、マシンリーダブルになると検索エンジンにも情報を分かりやすく伝えることができるため、SEOの効果があるとも言われています。
マシンリーダブルにすることにより多くのユーザーに情報を届けることができます。

さいごに

ウェブアクセシビリティ対応を行った場合のメリットについて紹介しました。
その他にもメリットはたくさんありますので、ウェブアクセシビリティに取り組むきかっけになれれば幸いです。

弊社ではウェブアクセシビリティの資格保有者が複数在籍しています。 ウェブアクセシビリティに関するご相談がありましたら、ぜひお問い合わせください。

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