【イベントレポート】福岡開催 Microsoft 365・Microsoft Teams をフル活用！働き方改革を一気に進めるコツをお教えします

日本マイクロソフトの働き方改革の実践とサイバーセキュリティの脅威と対策

日本マイクロソフト社の働き方改革の目的は、“生産性＆創造性”向上のためだと言います。
ビジネス環境は刻々と変わってきており、その中で企業が生き残っていくためには“生産性＆創造性”を向上させ『はやく決めて、はやくやる』ことが重要だと位置づけ、さまざまな働き方改革の取り組みをされているそうです。例えば、『はやく決める』ために、Power BI で経営状況がわかる数値を可視化したダッシュボードを用意し、経営層はリアルタイムで状況を確認し即決できる環境を作られています。
これまで20年近く働き方改革に取り組んでこられた日本マイクロソフト社が、どのような業務改革を行ってきたのか、また、さまざまな Microsoft 365 を活用した働き方改革につながる機能をご紹介いただきました。Microsoft 365 の中でもあまりまだフォーカスされていない、『Microsoft Search』機能のデモも行っていただきました。『Microsoft Search』は、Bing のブラウザを使い、社内の情報を検索することができる機能です。閲覧権限のある SharePoint サイト、ファイルなどが検索でき、素早く情報にたどり着くことができるようになったと紹介されました。

後半では、働き方改革を推進していく上で必要なセキュリティ対策についてお話いただきました。
昨今、働く環境の変化から、社内から社外に持ち出して仕事することが増え、さまざまな端末からアクセスできる環境になってきています。そこで、「今後はクラウドベースのセキュリティをどう担保するか、働き方の柔軟性をどう支えていくかを考えていかなければいけない時代になっています。『場所依存しないセキュリティ』をどう作るかが重要なのです」と山本氏は提言されました。
『場所依存しないセキュリティ』を実現するためには、これまでのネットワークセキュリティという考え方から ID セキュリティという考え方への移行、つまり“ゼロトラストネットワーク”の思想で対策を行うべきなのだと言います。
Microsoft 365 であれば、ID を起点とした多層のセキュリティ対策が可能であり、ゼロトラストを実現できます。それぞれのレイヤーの保護を別々の製品で行うのではなく、Microsoft 365 の Security Center を使うことによってすべての攻撃を1つのダッシュボードで可視化・自動対応もできると紹介されました。
「セキュリティも『はやく決めて、はやくやる』の思想と同じで、『はやく決める』ためにはさまざまな製品のログを見て分析しているのでは時間もかかり判断が遅くなります。情報が集約された Security Center を見ることで、決断と実行が早くなります。今後はクラウドベースのセキュリティを実現していく必要があります」と締めくくりました。

最後に

働き方改革を行う上で、切っても切り離せない関係なのがセキュリティ対策だと思います。今回、日本マイクロソフト様が提唱されたゼロトラストネットワークの考え方を新たに取り入れ、ID を起点とした新たなセキュリティ施策を検討されてみてはいかがでしょうか。
当社では Microsoft 365 の導入支援から、各セキュリティサービスの運用監視までご提供しておりますので、ご検討の企業様はぜひ一度お声がけください。

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

▼参加いただいたお客様からの声

• クラウド活用する為には、セキュリティの考え方を見直す必要があることが理解出来ました。
• 日本マイクロソフト社の働き方改革を始めた経緯と手法、また各種ツールを活用した事例紹介が参考になました。
• 現在使用しているシステムにさらに機能を加えることでさまざまな活用方法があることが分かり、参考にしたいと思いました。
• Teams を利用するうえで、設けているルールや活用方法を知ることができ、今後に活かしたいと思いました。