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SBTのスベテ

「2024 Microsoft Top Partner Engineer Award」受賞インタビュー第二弾!

岡本

このたび、日本マイクロソフト株式会社より発表された「2024 Microsoft Top Partner Engineer Award」において、当社社員2名が「AI」と「Modern Work」の領域で受賞しました。
この賞は、日本マイクロソフトがパートナー企業を対象に、 Microsoft ソリューションにおける案件への貢献、先進的な技術の導入、また社内外への普及活動などに尽力したエンジニアを選出するプログラムです。当社は昨年に引き続き2年連続での受賞となりました。
今回は、「Modern Work」領域で受賞した当社エンジニアに、受賞の一因となった活動内容や普段の業務などについて聞きました!

サービス統括 セキュリティ&テクノロジー本部
セキュリティソリューション部 石本 泰章

今回「Modern Work」領域で受賞された感想を教えてください。

まさか、でした。驚きました。
Award の申込書には案件・ソリューションの事例公開や普及活動を記載する項目があるのですが、私にはそれらの実績があまりなかったので、担当したプロジェクトの内容だけでは受賞は厳しいだろうなと思っていました。しかし、今回受賞となり、事例公開や普及活動はなかったものの、プロジェクトの内容が Microsoft ソリューションにおける案件や先進的な技術の導入に大きな貢献をしたと評価いただける内容だったのかもしれないなと思い、嬉しかったです。

今回の受賞はどのような活動が評価されたと思いますか?

私がプロジェクトマネージャーとして担当した Microsoft 365 の導入および既存システムから Microsoft 365 の Exchange Online、OneDrive for Business、SharePoint Online へのデータ移行案件を完遂することで、お客様のセキュリティ向上、ガバナンス強化だけでなくスムーズな業務継続に貢献できたことが評価されたと考えています。
データ移行案件について、お客様からのご要望を満たすためには単に Microsoft 365 にデータを移行するだけではセキュリティの観点で足りない部分があったのですが、2023年3月にリリースされた Microsoft 365 のアドオンサービスを導入することで、お客様のご要望を全て満たす形でプロジェクトを終えることができた点も評価された点であると考えています。新サービスということもあり、知見がない中でしたが、検証やマイクロソフト社への問い合わせを重ねることで、導入することができました。

普段はどのような業務を担当していますか?

主に、Microsoft 365 の SharePoint Online や Microsoft Teams、自社サービスであるポータル構築サービスの「OnePortal Modern」や、クラウド設定自動化ツールの「Provisioning Flow」の提案、導入を担当しています。
SharePoint Online の場合は、単体でポータルを構築することもありますし、OnePortal Modern と組み合わせて構築することもあります。Microsoft Teams の場合は、ガバナンス強化のために Provisioning Flow とあわせて導入を行うことが多いです。
また、最近では他システムまたは既存の Microsoft 365 テナントから新規の Microsoft 365 テナントへの移行案件も担当しています。

ご自身が担当されたプロジェクトで、印象に残っているエピソードはありますか?

やはり新サービスを導入したというところが一番印象に残っています。お客様のご要件はデータ移行に加え、データ保護の観点から機密情報が含まれたファイルのダウンロードや印刷などを制限したいという内容でした。ファイルの取り扱い制限をどう実現させるか社内の有識者にも相談し、いろいろ対応策を考えましたがすべてのご要件を満たす方法がなかなか見つからない状況でした。
そんな中、さらにさまざまな情報を調べていると、新しくリリースされた Microsoft 365 のアドオンサービスの機能の中に、ファイルの取り扱い制限を実現できそうな機能を見つけました。新サービスのためもちろん当社では扱った実績がなかったので、事前に機能検証およびマイクロソフト社へ問い合わせを行うことで仕様の整理を実施し、今回の要件にマッチするのではないかと考えました。お客様に対しても機能の説明をしっかり行い、理解をしていいただくことで、ご要件と機能の齟齬がないようにして提案することで受注し、導入作業をスムーズに進めることができました。
新しいサービスといえども、チャレンジして良かったなというところと、お客様に納得していただくための材料を集めることでプロジェクトをスムーズに進めることができたというところは非常に良かったかなと印象に残ってます。

業務を行う上で、大切にしていることはありますか?

お客様のご要件に対して、自分たちの考え方があっているかどうか、客観的な視点に立って考えるように心がけています。ちょっとでも認識がずれるとあらぬ方向に行ってしまうこともあると思うので、そうならないように、わからないことがあれば些細なことでも確認するようにし、お客様のご要件を正確に汲み取れるよう努めています。
また、円滑にプロジェクトを進めるうえでメンバー間の意思疎通をはかることも重要であると考えています。メンバーとの定例会の実施や必要に応じてすぐに会議ができるようにするなど、コミュニケーションをとりやすい環境づくりをするように心がけています。

最後に読者の皆さんに一言お願いします!

マイクロソフト社がすべての製品に AI 機能を搭載していくことを発表していますが、SharePoint Online や Microsoft Teams といった Modern Work を実現するサービスも、Copilot と組み合わさって、より効率的な業務ができるようになってきます。
Copilot での業務効率を行うノウハウの蓄積はもちろんですが、SharePoint Online や Microsoft Teams といったベースとなるところがしっかりしていないと活用もできないと思うので、そのベース部分に関するスキルをより一層磨き、お客様の業務に貢献できればと考えています。
SharePoint Online や Microsoft Teams 周りでお困りごとのある企業様、業務効率化を図りたいとお考えの企業様は、ぜひ当社へご相談ください。

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