業務を進める上で必要となる情報共有について、社内ポータルサイトの掲示板などで情報共有をしているお客様は多くいらっしゃいます。
以前のブログにて SharePoint Online 上のポータルサイトでの掲示板利用方法についてご紹介しましたが、今回当社のポータルサイト構築サービス「OnePortal Modern」の機能アップデートにより、モダン UI で未読既読機能を利用できるようになりましたので、その機能についてご紹介します。
目次
当社から提供している従来の未読既読機能について
掲示板の未読既読機能については多くのお客様からのご要望もあり、当社としても OnePortal Modern の「未読既読」Web パーツとして元々提供していました。
従来の本機能は、Sharepoint Online のモダンサイトに「未読既読 Web」パーツを配置して未読既読の表示を実現するのですが、この機能はクラシックサイトにあるリストを読み込んで表示するような仕掛けとなっています。クラシックサイトのリストには、いいね機能があり、その一部を利用して未読既読機能を実現していたため、お客様には事前にクラシックサイトにリストを作っていただく必要がありました。
しかしこの状態では、お客様は SharePoint Online のクラシックサイト、モダンサイトの2サイトを運用しないとならず、利便性が損なわれている状態でした。
OnePortal Modern の「タブ」Web パーツでモダン UI での未読既読機能を提供
上記の課題を解決するため、「タブ」Web パーツにモダン UI の未読既読機能を実装しました。
モダンサイト上に作成した掲示板で、未読既読機能が表示できるようになります。これにより、閲覧者自身が読んだかどうかの状態が表示され、情報の見落としを防ぐことができます。また、一度読んだアイテムについては未読に戻すことも可能です。
タブ上には複数のサイトのリストを表示することができ、サイトをまたがった情報を集約することができます。
しかしそうすると、初めに表示されるタブは未読アイテムがあることに気付けはしますが、ほかのタブの未読アイテムに気付きにくくなります。そのような状況を防ぐために、未読アイテムがある際にはタブ上にも未読マークが表示される仕様となっています。
また、掲示板のアイテムは FastMark という機能でにお気に入り登録することもでき、あとからアイテムを探す手間を軽減できます。
さいごに、SharePoint Online でポータルを作成されている方へ
今回のブログは、当社「OnePortal Modern」の機能アップデートにより、SharePoint Online のモダン UI で未読既読機能を利用できるようになりましたので、そのご紹介をしました。
「OnePortal Modern」の「タブ」Web パーツは、モダンサイトの掲示板を未読既読機能付きで表示することができ、複数のタブに複数の掲示板をひとまとめにして表示することがができます。掲示板に未読既読機能を付けたい、社内にある複数の掲示板をまとめて表示したいというお客様はぜひご検討ください。
また、モダン UI での拡張機能にお悩みの方や、社内ポータルサイト運用についてお困りごとがある方は、お気軽にお問い合わせください。
関連ページ
利用者が毎日見たいと思うポータルサイトを「OnePortal Modern」資料請求・お問い合わせはこちら
|