こんにちは。SBT ブログチーム 綾部です。
昨今、さまざまな ICT サービスを利用する機会が増えてきましたが、電子マネーの普及や、暗号資産(仮想通貨)に関する新しい制度の開始など、金銭の取引に関する ICT サービスの話題を多く目にします。
さて、今回のブログでは、2019年5月に暗号資産取引所「TAOTAO」のサービスを開始された TaoTao株式会社様に、「MSS for Imperva Incapsula」を導入いただき、事例を公開しましたので、ご紹介します。
導入の経緯や効果
TaoTao株式会社様は、会社設立からサービス開始までに安全な取引所を運営するため、丸2年をかけて、十分なセキュリティ対策を講じたシステム環境の整備を行ってきました。
取引所のシステムを狙った標的型攻撃や DDoS 攻撃による資産の流出といった深刻な被害の防止だけでなく、お客様に安心していただける安全な取引所を実現するために、セキュリティ対策をご検討されていらっしゃいました。
スタートアップ企業であり、システムの初期投資で莫大なコストをかけることが難しいなか、システム資産を持たずに IT サービスを導入し、運用負荷とコストを軽減するという方針をもとに、複数のクラウド WAF を比較された結果、コストパフォーマンスに優れ、同業他社の導入実績が豊富であることから、「Imperva Incapsula」の導入を決めました。
また、システムが攻撃を受けたとしても迅速に検知して対策を打つことで、影響を最小限に抑えられるという効果を得るため、当社のセキュリティ専門チームに24時間365日体制で監視を任せられるマネージドセキュリティサービスも導入いただきました。
TaoTao株式会社様では、今後も顧客の資産と個人情報を保護するためのセキュリティ強化にさらに取り組まれる方針です。
最後に
複雑化かつ急増するサイバー攻撃への対策はどのようなビジネスにおいても必要不可欠であり、セキュリティ対策を講じることは、お客様の資産を守るだけでなく、社会的な信用を得る上でも重要ではないでしょうか。
当社では、さまざまなセキュリティソリューションの監視を行っておりますので、ぜひご相談ください。
関連リンク
Imperva Cloud WAF (旧 Incapsula) |