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【本日発表】働き方改革の推進を可能にするセキュリティ!「MSS 新シリーズ」担当者インタビュー

セキモリ

セキモリ

こんにちは、SBT ブログチームのセキモリです。
7月も半ばになり、梅雨も明けする地域も出てきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

2019年4月1日より、政府の重要政策の1つである働き方改革関連法が施行されました。働き方改革とは労働環境を大きく見直す取り組みのことを指し、柔軟な働き方がしやすい環境整備施策の1つとして「テレワーク」の普及促進関連事業が推進されています。当社では、働き方改革の実現手段(テレワーク)を支える ICT セキュリティ対策として、当社が考える効果的なセキュリティソリューションの開発と普及に注力しています。

そこで当社では、本日テレワークに関するセキュリティを強化する『MSS for Secure Gateway』をリリースしました。また、 『MSS for Microsoft 365』についてもサービス内容の拡充を図りました。今回のブログでは、そんな2つのサービスの立て付けを行った3名に、インタビューを行います。

ソフトバンク・テクノロジー 松木和彦、伏見修一
写真左から、冨塚 勝(シニアソリューションプランナー)、
松木 和彦(シニアプロダクトマネージャー)、佐藤 大輔(プロダクトマネージャー)


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自己紹介

セキモリ:こんにちは。まずはブログ読者さまに向けて、自己紹介をお願いします!

松木:ソリューションビジネス本部 シニアプロダクトマネージャーの松木 和彦(まつき かずひこ)です。
MSS サービスの開発およびメンテナンスを主な業務としています。趣味は野球で、東京オリンピック男子野球のチケットが当選したので、決勝を観に行くのが楽しみです。

冨塚:同本部、シニアソリューションプランナーの冨塚 勝(とみつか まさる)です。
今回リリースした MSS for Microsoft 365 を担当しており、非常におもしろいプロジェクトのため毎日が充実しています。お酒以外ですと、テクノロジーを忘れられる唯一の趣味は料理です。土日も含め、普段から家族のためによく料理をしています。

佐藤:同本部、プロダクトマネージャーの佐藤 大輔(さとう だいすけ)です。
MSS の立ち上げからサービス立て付けを担当しており、今回ですと MSS for Secure Gateway を担当しています。趣味は旅行やグルメです。

セキモリ:佐藤さんは以前、クラウドサービスの適切な運用を実現する「MSS for CASB」の担当者インタビュー に登場し、今回2回目のインタビューですね。皆さん、本日はよろしくお願いします!


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サービス立ち上げの背景

セキモリ:まずは、サービス立ち上げの背景を教えてください。

松木:SBT は今、働き方改革関連法の施行もあり「働き方改革」というキーワードに注力しており、働き方改革を進めるための環境整備の一環として「テレワーク活用」に取り組んでいます。その取り組みを後押しできる IT セキュリティのサービスを考えようと思い、既存サービスの MSS for Microsoft 365 / MSS for EDR と合わせてご利用いただけるサービスとして、今回新たにリリースしたのが MSS for Secure Gateway です。

セキモリ:そうなのですね!それぞれのサービスの、開発コンセプトを教えてください。

松木:MSS for Microsoft 365 は「クラウド環境(ID)の保護」をコンセプトに開発しています。MSS for Secure Gateway のコンセプトは「インターネットアクセスの保護」です。そして、MSS for EDR で「エンドポイントの保護」をします。この3つのソリューションは、情報漏えい対策や不正アクセス制御などといったテレワーク開始にあたり補強が必要なポイントを網羅しており、3つのサービスを合わせて使うことで、テレワーク時のセキュリティをトータルでカバーすることができます。

冨塚:SBT はこれまでにセキュリティのいろいろなプロダクト(製品)を分析してきていますが、さまざまな痕跡を残すログというものは、1つの製品だけで確認するよりも複数のログを相関して分析すると、より深い見解を導き出すことができます。

MSS for Microsoft 365 は、複数のコンポーネントで構成されている Microsoft 365 の、さまざまなログなどの情報を用いてサービスをご提供するのですが、それぞれのログを、どう見て、どう相関すればいいか、どう活用したらいいかということを分析するのはとてもハードルが高いことです。

セキモリ:Microsoft 365 の監視に慣れていないと、プロのセキュリティ専門アナリストでも難しいのですね。

冨塚:はい。そのため、マイクロソフトのソリューションに長く携わっている SBT のセキュリティ専門アナリストが、24時間365日体制で監視してログ分析を行うということは、SBT が提供する MSS の強みだと考えています。さらに、Microsoft 365 に特化してセキュリティサービスを提供できる企業は国内では極端に少ないと感じています。

MSS for Microsoft 365 だけでも十分セキュリティを強固にできるのですが、MSS for Secure Gateway、それと既存サービスの MSS for EDR と一緒に導入すると、セキュリティ保護にも厚みが出ますので、3つセットで利用していただけると非常に有効なセキュリティ対策となります。


MSS for Microsoft 365 の概要

システム管理者の目から見えづらい社内システム環境(クラウド含む)のセキュリティを強化します。

  • 重点項目:クラウド/オンプレ環境、ID 保護、メールセキュリティ、SaaS セキュリティ
  • サービス内容:
    • メール、アカウント、振る舞い検知、クラウドサービス、エンドポイントに関するアラート監視&抑制
    • SBT 独自脅威インテリジェンスの提供
    • モニタリング&月次レポート
MSS for Microsoft 365 の概要


MSS for Secure Gateway の概要

危険なサイトへのアクセスを制限し、情報漏えいの要因となる ID の盗難や、マルウェア・ランサムウェアの感染を防止します。

  • 重点項目:インターネットアクセス
  • サービス内容:
    • White List 登録サービス
    • サンドボックス検知結果解析サービス
    • モニタリング&月次レポート
  • サービス対象プラットフォーム:Zscaler「Zscaler Internet Access」
MSS for Secure Gateway の概要


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こだわりや特長

セキモリ:MSS for Microsoft 365 のサービス開発にあたり、こだわりや特長を教えてください。

冨塚:Microsoft 365 はさまざまなコンポーネントから構成されているため、包括的に利用することが難しいと考えているお客様が多いようですが、多くの導入支援と実績を持つ SBT は、セキュリティを含めてトータルサポートを行うことが可能です。

MSS for Microsoft 365 は、お客様環境の Microsoft 365 から発生するさまざまなセキュリティアラートを24時間365日の体制でセキュリティ専門アナリストが監視を行うサービスですが、多くの導入実績から得られた知見をもとに多種多様なログを分析し、セキュリティを点ではなく面で捉えることができます。終始一貫した MSS for Microsoft 365 は、SBT が胸を張っておすすめできるサービスです。

セキモリ:MSS for Secure Gateway の方も、こだわりや特長はいかがでしょうか。

佐藤:テレワークの導入が進み、従業員が自宅やカフェで仕事を行うケースが増える一方で新たなセキュリティ対策を検討する必要があります。クラウド型のゲートウェイセキュリティ利用することで、社外からインターネットに接続する場合でも社内ネットワーク(オンプレミス)と同様のセキュリティレベルを実現することができます。今回リリースした MSS for Secure Gateway は、Zscaler をご利用・ご検討中のお客様に向けたサービスです。

クラウド型ゲートウェイセキュリティの特長として、従来のオンプレミス型のサンドボックス(疑わしいファイルなどを仮想環境で実行し動作を分析する機能)や SSL(暗号化されたインターネット通信)の復号検査といった機能が、非常に高価なオプションとして提供されていましたが、クラウド版ではアプライアンスの導入が不要なため、初期コストを大きく抑えることができます。

松木:マイクロソフトソリューションに対しての知見を数多く持っているところと、実際にセキュリティ系の運用でも実績を持っている SBT の両方の強みを完全に融合させたのが今回のサービスです。トータルで「働き方改革」を支えるという観点でひとまとめにしてリリースするということも、こだわりでした。

セキモリ:当社だからこそご提供できるセキュリティ、ということですね。


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さいごに

セキモリ:最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いします。

冨塚:Microsoft 365 コンポーネントに対して統合的なセキュリティィサービスを提供する MSS for Microsoft 365 と、インターネットアクセスをセキュアにする Zscaler の組み合わせは、リモートワークのみならず社内インフラの利用シーンを最大限にセキュアにするソリューションだと考えています。

国内で Microsoft 365 向けのセキュリティサービスを提供している企業は未だ少なく、さらに良いサービスにしていくため、ご利用いただいた際には、ぜひいろいろなご意見やご要望をいただけますと嬉しいです。

佐藤:「MSS for Microsoft 365」と「MSS for Secure Gateway」と、すでに提供中の「MSS for EDR」と組み合わせることで、テレワークに求められるセキュリティ強化ポイントを包括的に保護することができます。今回リリースした MSS をきっかけに、マネージドセキュリティサービスを検討されているお客様の課題解決に一層ご協力させていただきたいと思っています。

松木:働き方改革関連法の施行によって、テレワークというのは今後1つのキーワードとして出てくるものかなと思っています。それに対してセキュリティで困っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちにご相談ください。

セキモリ:時間や場所を有効に活用し柔軟な働き方が可能なテレワークを、この機会にぜひご検討いただけると嬉しいですね。インタビューは以上となります。ありがとうございました。



関連リンク

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