SBテクノロジー(以下、当社)の第3次中期計画における重点テーマである「サービスプロバイダーへの進化」を体現するために新設された『ソリューション&サービス事業統括』の発足目的と今後の展望についてご紹介します。
SBテクノロジーのあゆみと新組織『ソリューション&サービス事業統括』の役割
2020年4月に新設した『ソリューション&サービス事業統括』は業種業態を問わず企業の IT 部門様をはじめとしてビジネス部門様まで幅広くご支援する自社サービスの企画・開発・サポート・運用をおこなう組織です。
当社は、ICT サービス事業を基盤として成長を続けてきました。これまで培ってきたクラウドの導入実績・技術力を軸に、Microsoft 365 の利活用を支援するクラウドサービス“clouXion”の展開をはじめ、クラウドセキュリティやお客様が利用するセキュリティシステムを24時間365日体制でセキュリティアナリストが監視を行うマネージドセキュリティサービス“MSS”を展開しています。さらには、IoT システムの構築のなかで得られた知見を活かした「IoT 活用に必要なサービスをつなげる」をコンセプトとしたクラウドプラットフォーム“IoT Core Connect”といった自社サービスをご提供しています。
ニューノーマル時代におけるデジタル化推進の流れとセキュリティ対策のあらたな概念
直近は、昨今の企業および行政のデジタル化推進が加速する中で、脱ハンコ、パスワード付 ZIP 廃止というキーワードに対して“clouXion”シリーズの「Flow」「Mail Safe」へのお引き合いを多くいただいております。
また、テレワークが推進される中で、セキュリティ領域においては対策の概念が変わってきています。これまでの働く場所が限定された境界型セキュリティ対策から「どこからでもアクセスする」ことを想定し、信頼しないことを前提としたゼロトラストセキュリティへの移行を求められています。
ゼロトラストに求められるセキュリティ要件は体系的に広くありますが、いずれにおいてもセキュリティ製品を導入することがゴールではありません。導入後の適切な運用・監視を続けていくために当社では、ログの可視化・分析、自動化を実現する SIEM/SOAR の導入支援や前述の“MSS”を用いて運用負荷を軽減することで企業のゼロトラストセキュリティ推進をご支援しております。
さいごに
今後も、企業課題を捉え、時流にマッチしたサービスをご提供することで企業の DX 加速、競争力強化をご支援してまいります。
SBテクノロジー株式会社
取締役 上席執行役員兼 CIO
ソリューション&サービス事業統括
児玉 崇
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