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「SoftBank CEO Summit」SBT CEO 阿多がゼロトラスト/IoT/DX を語る

椎名 美保

こんにちは。SBT ブログチームの椎名です。
2020年10月29日(木)~30日(金)、ソフトバンクの法人向けイベント 「SoftBank World 2020」 が初のオンライン形式で開催され、各分野に精通するスペシャリストや協賛企業、ソフトバンクのグループ各社による70以上のセッションが実施されました。

イベント2日目の 『SoftBank CEO Summit』 には、当社 CEO の阿多親市が登場。ソフトバンクグループ企業の CEO とともに、「データとテクノロジーによって変化する社会」 について語りました。
ディスカッションのテーマは、以下のとおりです。

  1. 最近の企業の働き方の変化
  2. データ活用の重要性
  3. ソフトバンクのグループが今後世の中に貢献できることと、日本の未来

ソフトバンクグループの中で ICT サービス事業を担う SBT の CEO として、阿多がどのようなことを語ったのか、SBT パートを抜粋して紹介します。




「ゼロトラストセキュリティの強化」 を実現した、導入事例はこちら


登壇者一覧

登壇者一覧。司会進行は日経BP の大和田氏が担当。「SoftBank World 2020」公式 Web サイトより引用。



1. 最近の企業の働き方の変化 – ゼロトラストセキュリティへの重要性

― 最初に、コロナ禍での貴社の取り組みをお聞かせください。

阿多
セキュリティの観点からお話します。今までセキュリティは「境界型」で設定されてきました。図の中にセキュリティレベル1~5とありますが、受付や会議室がレベル1。社員が働くオフィスがレベル2。コールセンターなどの顧客情報を扱う場所がレベル3。本番機を使って大量にデータを抽出・分析したりすることができる場所がレベル4。そしてデータセンターがレベル5です。レベルごとにネットワークを分けて、セキュアに運用をしていくのが境界型のセキュリティになります。

しかし、今後クラウド化が進み、データもアプリケーションもクラウド上にあるという状況になったときには、「ゼロトラストセキュリティ」へ移行していく必要があります。「ゼロトラストセキュリティ」は、“安全な場所はない”ということを前提にしたセキュリティモデルです。


1.	最近の企業の働き方の変化 – ゼロトラストセキュリティへの重要性1

緊急事態宣言の中で、SBT の出社率はおよそ10%でした。現在は20~30%の出社率となっています。現状、私どもはお客様のシステムの運用なども預かっており、レベル4~5の場所で働くということが行われています。そのため、今は全員在宅というわけにはいかないという現実があり、出社率20~30%という数字になっています。

これからクラウド化を進めること、そしてその際にゼロトラストセキュリティを考えていただくことが、DX を進めるにあたって必要なことであり、SBT にとっての課題だと考えています。


1.	最近の企業の働き方の変化 – ゼロトラストセキュリティへの重要性2


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2. データ活用の重要性 - スマートビルをスマートシティに広げ、つなぐ

― 次に、データやデータ活用の重要性についてご意見をお聞かせください。

阿多
本日の午前中のセッションで、ソフトバンク株式会社 代表取締役の今井康之さんから竹芝のスマートビルのお話、それからスマートビルをスマートシティに広げていき、スマートシティ同士をつないでいく、というお話が出ていたと思います。私どもはちょうど1年前、このプロジェクトに加えていただきました。

竹芝では、ソフトバンクの IoT プラットフォームと、米国 VANTIQ(バンテック)のイベント・ドリブン型アプリケーション開発プラットフォームが連携して、よりリアルタイムなデータ処理を可能にするIoTサービスを提供していますが、非常に優れた機能を持ったサービスです。ストリームの量とスピードが半端ではなく、いろいろな画像から大量にデータを読み込み、何か変化があればすぐにアラートをあげるという、大変素晴らしい機能をお持ちだと思います。

その周辺における、例えばデータを貯め込んでおく仕事、AI に対して渡していく仕事、サイネージなどのいろいろなコントローラーに対して渡していく仕事、SBT はそれら全体の構築をお手伝いさせていただきました。
また、「データをどのように使うか」ということを、みんなで知恵を出し合い、議論しました。一番意味がある使い方は何なのか、天気や電車の遅延、渋滞情報などはどのようなタイミングでお知らせすれば役に立つのか、住民にはどのタイミングでアラートを出せばよいのかなど。いろいろなことを学び、吸収させていただくことのできたプロジェクトでした。


2.	データ活用の重要性 - スマートビルをスマートシティに広げ、つなぐ


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3.ソフトバンクのグループが今後世の中に貢献できることと、日本の未来

― 最後に、貴社が考える日本の未来と、その未来にどのように貢献していきたいかを教えてください。

阿多
当社は、全従業員の80%がシステムエンジニア(以下、SE)です。全社員で3年に一度、中期経営計画の一環として、「10年後の世界はどのようになっているか」ということを議論しています。コンピューターのスピードが100倍になり、通信のスピードが100倍になるということが前提です。

前回、2018年(第3次中期経営計画策定時)のときに出たのが、「SE はいらなくなる」という答えでした。情報システム部門はどんどん事業部門に駆り出されていく。反対に情報システムも、駆り出された事業部門のほうでITを、そして5G をもっと使う必要が出てきます。そのようになったときに、「システムをデザインする力」が要求されるのではないかと考えています。


3.ソフトバンクのグループが今後世の中に貢献できることと、日本の未来1

SBT は SB グループ外でも、DX 支援に注力しています。例えば、1つは建築業。日本が早くから成長してきたことに伴い老朽化したインフラを、どのように扱うかということも含めて、建築関係のお手伝いをしていきたいと思っています。

それから、製造業。特にグローバルの製造業です。製造装置、素材、検査機など、世界で一番のシェア、また、世界で一番のクオリティを持っておられる製造業が、日本には数多くあります。その製造業に対してどのようなサポートができるのか、というところを考えています。

そして、農業。私どもが農業に携わるようになってから、もう8年になります。近年、日本の農業は難しい局面にありますが、うまくブレイクスルーしていく方法が DX の中に必ずあると信じています。このような形で SBT は事業をされているお客様の支援をさせていただいております。お客様の成功こそが私どもにとっての何よりのやりがいであり、SE はお客様の成功を手助けするものであるという理解のもと、社員一人ひとりが仕事に取り組んでいます。やりがいをもってお客様の事業に貢献し、お客様と一緒に豊かな情報化社会を実現させていただくことが、私どもにとっての幸せだと思っています。


3.ソフトバンクのグループが今後世の中に貢献できることと、日本の未来2

SBT では、企業の DX を促進するためのクラウドソリューションを多数ご提供しています。
ご興味のある方は、ぜひ当社までご相談ください。



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