みなさんこんにちは。調査やマーケティングを担当しております、北浦と申します。
今は、過去のシンクタンクでの勤務経験などを活かして社内で調査などを担当しつつ、新たにマーケティング領域にチャレンジ中です。こうして、個人名で発信するのは10年ぶりぐらいなので、ドキドキです。
さて、そんな経歴もあってある日、調査・情報収集のためにいつものニュースサイト巡回をしていると、非常に気になるレポートを発見しました。
Microsoft Teams が持つ、チャットツールやクラウド情報共有、テレビ会議システムなどのスマートワークに関連するテクノロジーによって、残業時間が減少することが学術的にも証明されたというのです!(下表)。
左右にスクロールしてご覧ください。
分類 | テクノロジー | 効果 |
---|---|---|
コミュニケーション支援 | ビジネスチャットツール | ○ |
クラウドでのファイル共有 | ○ | |
社内無線 LAN | ○ | |
社内 SNS | ○ | |
スマートフォン用ツール | ○ | |
フリーアドレス | ○ | |
場所を問わない働き方支援 | タブレット端末 | × |
シンクライアント・リモートデスクトップ | ○ | |
ペーパーレス化 | ○ | |
テレビ会議システム | ○ | |
e ラーニング | ○ | |
マニュアルなどの作成支援・自動作成 | × |
(注)○は残業時間削減に対して統計的に有意であることを、×は統計的に有意では無いことを示す。
出所:山本勲(2019)「新たなテクノロジー導入の従業員への影響」、日本経済新聞社・日本経済研究センター「スマートワーク研究会 最終報告 第4章2節」よりSBテクノロジー作成。
そのレポートは、日本経済新聞グループの「スマートワーク経営研究会」が2019年7月に最終報告として出した「働き方改革、進化の道筋」というものです。その中で、スマートワークに関連するテクノロジーと残業時間の関係が経済学的な手法を用いて分析されています。
上表の「○」が付いているテクノロジーを導入することで、残業時間の削減に(統計的に有意に)効果があったとのことです。そしてさらに、それらのテクノロジーの導入数が多いほど、残業時間が減少することなどもそのレポートでは示されています。
こうした資料をお客様や社内の関係者・経営陣に提示することで、Office 365 や Teams の導入・利活用促進の機運が高まると思います。
是非、活用してみてください。
なお、SBテクノロジーでは Teams の導入・運用を効率化するソリューション「Microsoft Teams 向け簡単導入パック」を提供しています。このソリューションは最短3週間での Teams の導入を支援し、導入工数とコストを抑え、スマートな Teams 運用を実現することができるものです。是非、ご検討ください。
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※2020年12月 改定