こんにちは、SBT ブログチームのセキモリです。
日本マイクロソフトは先月、今年の8月に週休3日制度を試験導入した結果、なんと「生産性が40%向上した」 と発表しました。働く日が減ったのに、なぜ生産性が向上したのか?! と気になった方も多いと思いますが、そのヒミツは 「Microsoft Teams(以下、Teams)を中心とする Microsoft 365 の徹底活用」 にあります。
本日のブログでは、そんな週休3日で生産性4割アップも夢じゃない Teams の、導入・運用の悩みを解決する「Microsoft Teams 向け簡単導入パック」のサービス企画・開発担当者にインタビューを行いたいと思います!
セキモリ:こんにちは。まずはブログの読者さまに向けて、自己紹介をお願いします。
大林:クラウド&セキュリティ本部 部長代行の大林輝史(おおばやし てるふみ)です。
SharePoint Online・Teams を中心とする Microsoft 365 製品の導入やサービス開発を行っている部門でマネジメントをしております。趣味はワールドカップが終わりましたが今年大いに盛り上がったラグビー観戦、プレミア12でも優勝しましたが野球観戦です。
牧田:ソリューションビジネス本部 牧田 耕一郎(まきた こういちろう)です。
clouXion シリーズの Provisioning Flow および Microsoft Teams 向け簡単導入パックの製品担当をしております。趣味は語学で、英語や韓国語、ロシア語などを学んでいます。
セキモリ:大林さんは、OnePortal Modern 開発者インタビュー 以来、2回目のブログ登場ですね!本日はお2人とも、よろしくお願いします。
セキモリ:まずは、サービス立ち上げの背景を教えてください。
牧田:Skype for Business Online のサービス提供が2021年7月31日に終了すること、また働き方改革の大きな流れや組織を横断したコミュニケーションのニーズの高まりから、Teams の導入を検討されるお客様が非常に増えています。
セキモリ:たしかに、本サービスのリリース後に多くの反響をいただき、お客様の関心は非常に高そうです!
牧田:
しかし、Teams は要件定義から行う新規導入の場合約3か月かかるのが一般的で、利用開始まで時間がかかります。
大林:自分たちでイチから Teams を設定するとなると、どこの設定がどういう風に影響するのかが分からないので、そのための調査から必要になってしまいます。具体的には、実際に設定して使ってみて確認していく必要がある。そのため、調査も含めると Teams が使えるようになるまでに、どうしてもそのくらいかかってしまうんです。
牧田:導入期間が長いとその分コストもかかってしまうため、もっと短期間に、コストを抑えて簡単に導入できるようにしよう!ということで、「Microsoft Teams 向け簡単導入パック」を開発しました。
セキモリ:サービスの特長や、当社独自の強みを教えてください。
大林:本サービスは、Teams の導入時に設定が必要なパラメータを、SBT の推奨値に基づいて設定することができるんです。Teams の導入から運用まで、すべて効率的にできてしまうというのがウリです。
セキモリ:どういった設定が適切なのか分からない方も多いと思うので、検討項目が少ないのは嬉しいですね!
大林:あとは、これまで何社も Teams の導入を行った中で「こう使ったら便利だな」というノウハウの結晶を、Teams 導入から運用までスムーズにできる「推奨値」に落とし込んだというのは、SBT ならではです。
セキモリ:そうなのですね。運用面の効率化というのは、具体的にどのような面ですか?
牧田:Teams は、たとえば社員数がだいたい1,000人以上の規模になると、どうしてもチーム作成や権限付与などの申請数が増えて、管理部門の負荷が高まってしまうことがあります。申請をしても、払い出しに何日もかかってしまう…というようなお話はよく聞きますし、どの企業でも運用の課題として出てくるところだと思います。
そこで、本サービスでは運用時に当社独自開発の Provisioning Flow を使います。このサービスは、チームの作成や権限の設定依頼をワークフローで申請していただきます。この申請に対して管理者が承認を行うと、申請内容に応じて自動で設定が適応され、人の手を介さずに運用業務の一部を自動化することができます。
セキモリ:運用が自動化するのは、長い目で見てもかなりメリットですね!
大林:そうなんです。そして実は Teams の利用開始には、Teams だけを見れば良いという訳ではなく、SharePoint Online や OneDrive の設定も操作する必要があります。お客様が Teams を使いたいと思ったとき、関連するサービスへの対応というのは想定されない場合が多いんですね。Microsoft ソリューションの導入実績が豊富な SBT だからこそ、他の製品との関連性も十分考慮したうえで設定を行えるというのは大きいと思います。
セキモリ:実際に開発してみて、いかがでしたか?
大林:他のサービスもそうですが、SBT では開発メンバーのモチベーションが非常に高く、みんなが「よりよい製品やサービスを開発しよう」という強い意思をもっています。今回も、「この製品はいいものだ!」と自信を持って薦められるサービスになりました。
セキモリ:最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いします。
牧田:Provisioning Flow も、Microsoft Teams 向け簡単導入パックも、SBT のノウハウの結晶といえるサービスとなっております。非常に使い勝手がよく、しかもスムーズに低価格で Teams の推奨設定や適切な運用ができるようになっていますので、Teams の新規導入や、運用の効率化を検討されているお客様はお声がけいただければと思います。
大林:今、世の中では働き方改革や生産性向上など、いろいろな変革が求められています。その中で Teams は、変革の中心となるようなツールであるとマイクロソフト社が位置づけています。当社としてももちろん同じ認識ですので、Teams の導入をスムーズにでき、導入後の活用と運用までを含めてワンストップでサービス提供させていただければと思っています。
他にも、Teams を活用するためのトレーニングや教育用コンテンツもご用意しておりますので、必要に応じたサービスを活用していただくことで、Teams によるお客様の働き方改革と変革をお手伝いさせていただきます!
セキモリ:本サービスについて資料請求、ご質問などございましたら、以下 お問い合わせフォーム からぜひお問い合わせください!それでは、インタビューは以上となります。ありがとうございました。
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