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Marketo VS Eloqua 同じ MA ツールでも設定方法は全くの別物?

T澤

春が近づくと同時に花粉の恐怖に震えているT澤です。
皆さま花粉症対策はされておりますでしょうか。自分は家に引きこもって対策しようと思います。。。(コロナも怖いですからね)

今回も1年以上 Oracle Eloqua Marketing Automation(以下 Eloqua)を使ってきた人間が Adobe Marketo Engage (以下 Marketo)を触れてみて実際どうだったのか、それぞれのツールの注目すべきポイントをご紹介できればと思います。
今回はキャンペーン(施策)設定編です!





キャンペーン機能

キャンペーン機能とは
予め設定された期間やタイミング、顧客の行動をトリガーとして自動で様々な処理を自動化(オートメーション化)する機能です。誰に、いつ、どのような処理をするかを設定することが可能です。

MA(Marketing Automation)ツールでは、メール送信をはじめとした様々な処理を設定するための機能が存在します。しかし、ツール代表格である Eloqua と Marketo でさえも設定方法が全く異なります。
両ツールを比較するにあたって着目したい特徴の違いとしては、“施策全体像が把握できるか”、“施策設計は簡単か”という点にあります。それでは、Eloquaと Marketo の設定方法の違いについて深堀してみましょう。

Eloqua 編

Eloqua のキャンペーン機能は、キャンペーン(別名:キャンペーンキャンバス)という名称です。こちらの機能の大きな特徴としては、キャンバス上にフロー図をドラッグ&ドロップするだけで、そのキャンペーンにおける処理内容を設定できる点です。それぞれ分岐にどれだけのリードが流れたのかリアルタイムで把握できるので施策の進捗状況がすぐに確認できます。



Eloqua のキャンペーンは大きく以下の二つの種類があります。

1. 単純なEメールキャンペーン
設定したセグメント(ターゲット顧客)に対して単発のEメールを送信するものです。ABテストを実施できることが特徴です。

2. 複数ステップキャンペーン
複数のセグメントに対して複雑なステップメールを直感的な UI で操作、設定できることが特徴です。複数のセグメントを対象にすることが可能で、一つのキャンバス内にワークフローを描くイメージで設定ができるので施策の全体像を把握するのに適しています。


T澤的 Eloqua の注目ポイント!

顧客がイレギュラーな行動を取ってしまうと意図しない処理になってしまう!?
施策設定はとても簡単で IT スキルが無くても、ツールの知識があれば設定自体は可能ですので、MA 初心者にとっては非常に扱いやすい機能となっております。
しかし、それはあくまで予想できる顧客の行動パターンのみです。分岐条件の設定は、基本的に一定期間内に YES と判定される行動を顧客がしないと自動で NO の分岐に流れてしまいます。そのため、フローを流れた後に YES と判定される行動をしたとしても、NO の行動を取った人向けの処理になってしまうのです。そのため、顧客の行動を想定した施策の設計をする必要があるため施策検討のハードルが高くなりがちです。

Marketo 編

Marketoのキャンペーン機能は、スマートキャンペーンと呼称します。1つのセグメントに対して1つのワークフローとなり、非常にシンプルな設定になります。施策以外にも、データマネジメントやスコアリングなどの機能もこのスマートキャンペーンで設定することができます。

ターゲット顧客の条件を設定するスマートリストとそのターゲットに対するフローを設定するフローにタブが分かれています。フロー内ではアクション毎に特定の条件に合致した時の処理を場合分けすることが可能です。

例:
・職位が部長の人にはメール A を送信
・職位が一般社員の人にはメール B を送信
・職位が上記の条件に合致しない人にはメール C を送信


T澤的 Marketo の注目ポイント!

複雑な分岐処理が苦手!?
1つのワークフロー内で様々な処理ができるので、設定内容がシンプルな構造をしているのが Marketo の最大の特徴です。一方で顧客のアクションに基づいた複数の分岐処理を設定する場合、基本的には複数のスマートキャンペーンをつなげて作成する形になります。そのため、顧客がどのフローを流れているのか確認することが難しく、施策の全体像を把握することが苦手となります。

Marketo にはスマートキャンペーン以外にもプログラムがある!

Marketo にはプログラムという機能があります。実をいうと Eloqua のキャンペーンに対応する機能はこのプログラム機能になり、スマートキャンペーンはあくまでアセットの一つという考え方になります。プログラムは、デフォルト、イベント、メール、エンゲージメントの4種類が存在します。

プログラムの注目すべき機能について紹介します。ステータス管理機能です。

Marketo はチャネルごとに施策のステータスを設定することが可能です。
例えば、ウェビナーを例にするのであれば、ウェビナーへの招待、登録、参加、キャンセルなどのステータスを事前に定義することで、それぞれのステータスに対して適切な処理を行うことができます。プログラム単位で情報を保持しているので、施策毎の効果測定や、商材ごとの温度感を測ることも可能となります。またこの情報は CRM にも連携することが可能なので、営業活動にも有益な情報となります。



まとめ

Eloqua と Marketo で同じような機能ですが、設定方法にそれぞれに特徴があるということはご理解いただけましたでしょうか。結論として、両ツールを1年以上使った経験のあるT澤としては、施策設定という観点で言えば Marketo の方が利用しやすいと思いました。
理由としては、ステータス管理がしやすいため、施策単位の効果測定が簡単で、PDCA を回しやすいからです。また機能が集約されていてシンプルなため、習得まで時間が掛からないのも理由の一つです。
しかしながら、Eloqua も設計さえしっかりできるのであれば、IT スキルが無くても複雑な設定が可能になりますので、それぞれの魅了があり甲乙つけがたいところではありますね。
実際の使い勝手については、利用した人にしかわからない部分になるかと思いますので、一意見として本記事の内容も参考にして頂ければと思います。

以上、T澤でした。

Marketo Engage に関するお問い合わせはこちら



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