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覚えておきたいMAツール「Marketo」用語解説集

猪爪祐希

SBテクノロジー(以下、SBT)デジタルマーケティングブログチームの猪爪です。

現在はコロナ禍で大変な時期ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

対面での活動が大きく減少したことで、電子メールやアプリ、ウェブ広告などで情報収集をしていく機会が非常に増え、 時代とともに購買行動が変わってきており、デジタルマーケティングの需要はますます高まりを見せております。

既に顧客自らが情報収集に時間を割いているため、いかに有用な情報を提供するかがカギです。 そのためには、顧客の状況を理解し、最適な情報を伝えていく仕組みが求められています。

これを可能にするのが、マーケティングオートメーションツール(以下、MA)です!
顧客ごとに合わせた最適なタイミングで有用な情報を自動で発信し、マーケティング業務の効率化を図ります。

そこで今回は、数ある MA の一つである Adobe Marketo Engage(以下、Marketo)を扱う上で基礎となる用語を分かりやすくご紹介し、皆様に少しでもお役に立てる情報をお届けできればと思います!


目次




Marketo とは?

そもそも Marketo とは何かについては弊社の別のブログで詳しくご紹介しておりますので、 よろしければこちらをご覧ください。

Marketo の使い方として一言でまとめると、ある箱(プログラム)があり、その中にあるパーツ(ローカルアセット)を組み合わせて、 ターゲットとなる送信先の条件(スマートキャンペーン)を作成していくという仕組みになっています。

これは絵画に例えるとわかりやすいかもしれません。
キャンバスという絵を描く枠を作り(プログラム)、そこに絵具といった具材(ローカルアセット)を使って、どのような絵を描くか(スマートキャンペーン) といった関係性になっており、それぞれがマーケティング施策を行う上で、不可分な要素となっています。

ここでは、Marketo を初めて使う上で1番簡単な施策を構築する際に必要な用語をピックアップします。


Marketo の重要用語

1. プログラム

「顧客の行動に合わせてメールを配信したい」「コンテンツのABテストをしたい」などといった何かしらの施策を実施する際は 必ずこのプログラムという箱を1施策につきひとつ作成します。 中でもプログラムは使用用途によって4つの種類が用意されています。

メールプログラム

特定のメールを特定の時間で特定のターゲットに向けて一斉メール配信する処理に特化したシンプルなプログラムです。 また、配信するメールの件名や時刻を変えて、どちらの方がより顧客のリアクションが良いかを比較するABテストも行うことが可能です。

エンゲージメントプログラム

定期的なスケジュールでメールを配信するプログラムですが、ほかのプログラムとの違いは「ストリーム」という機能によって顧客の興味関心や行動に合わせ、ステップメール的に情報提供をすることが可能です。
顧客の温度感(Cold,Warm,Hot)ごとにメールを配信していき、徐々に興味関心を引き上げていくための機能なので、こちらは育成プログラムとも呼ばれています。

イベントプログラム

ウェビナーや展示会などといった各種イベントに対して、実施から後のフォローアップまで管理可能なプログラムです。 特定のイベント開催ソリューションと連携して、申込情報や参加者の登録状況などのステータス管理も行うことができます。

デフォルトプログラム

特に目的が定まっていないため、カスタマイズし自由に施策を実施することが可能です。

      

ここから先は、プログラムの配下に作成するパーツや条件指定の機能についてです。


2. ローカルアセット

メール、フォーム、ランディングページなどといったカスタマイズ可能なコンテンツの総称です。
ここでは、よく使うメール、ランディングページ、フォームについてご紹介いたします。

メール

配信するメールは全てここで作成します。
「デザインスタジオ」という Marketo にある機能を使い、HTML メールとして本文やデザインを作成することが可能です。 また同時にプレーンテキストでのメールも作成可能です。

ランディングページ

メールが開封され、挿入したリンクからアクセスしてきた訪問者が最初に着地する 1枚のチラシのようなウェブページを作成する機能です。

フォーム

顧客情報を入力していただく項目を作成する機能です。 入力されたメールアドレスと Cookie を紐づけて、行動データを取得することが可能です。

       
               

画像の左上部にあるスマートキャンペーンについては次の項目で説明いたします。


3. スマートキャンペーン

データや顧客を絞りこみ、Who / When / Where / What を自動化するための機能の総称です。
スマートキャンペーンよって具体的な施策を実施することができるので、以下各種機能の特徴をご紹介します。

スマートリスト(Who)

メールを送信する対象者を以下のトリガーとフィルターを組み合わせて条件を指定し、具体的に絞り込む機能です。

       

トリガー(When)-行動条件

特定のページを訪れる、メールを開封する、前回訪問から一定期間が経過したといった未来の行動や、行ってほしい行動 を行うきっかけとなるタイミングを設定する機能です。

フィルター(Where)-属性条件

指定のメールアドレスの人のみ、東京都に在住している人のみなどといった、過去の情報や既知の情報で対象者を絞り込みを設定する機能です。

       

フロー(What)

送信したメールが開封されたらスコアを付ける、顧客ごとに点数をつけるなど、メールを送信した対象者に対して 具体的に何をするかを設定する機能です。

【これらの機能を組み合わせると…】

対象者が配信した会社紹介のメールを開封した際に、予め設定しておいた次のウェビナー案内のメールを3日後に自動的に送信するといった施策が組めるようになります。

情報提供を自動化することで工数を減らしながら、購買意欲を高めつつ見込み顧客を育成していくことができます。

プログラム、ローカルアセット、スマートキャンペーンを使いこなすことで顧客に対して効果的なアプローチが継続的に可能になります!



最後に

いかがだったでしょうか。Marketo にはこれより多くの用語がありますが、今回ご紹介したものは特に重要ですので 施策を実施する際には是非抑えていただければと思います。

マーケティングオートメーションで何か改善できるのか、もう少し具体的な内容を聞きたい、または導入してみたいといった ご相談があれば、以下のフォームからお問合わせ頂ければ幸いです。

次回はメール作成する際の本文やデザインをカスタマイズすることが可能な、デザインスタジオという機能のご紹介をいたします。

本ブログは不定期になりますが、引き続きどうぞよろしくお願いします!

Adobe Marketo Engage に関するお問い合わせはこちら



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