本文へ移動します

DX station

サイト、アプリのアクセス解析が必要な理由とは?~アクセスログから分かること~

井上 隆雄

こんにちは、 SB テクノロジー(以下、 SBT )デジタルマーケティングブログチームの井上です。

この記事ではアクセス解析が必要な理由に関して、ちょっとだけ簡単に紹介したいと思います。
アクセス解析を導入しようと考えている、アクセス解析で出来ることって何?、導入するメリットって何だろう?など アクセス解析について、よく分からないという人向けの記事になります。



アクセス解析を実施する理由ってなに?

adobeanalytics

皆さん、自身のサイトにアクセス解析ツールを導入していますでしょうか?

そもそもアクセス解析ツールを導入する目的というのは、 自社サイトのコンバージョン(以下 CV)を上げるためにどのような課題・問題があるかを発見するというのが大きな目的になります。
「サイトを運営しているが売り上げが上がらない」、「そもそもアクセスがどれくらい来ているのか分からない」といったような、 サイト運営のあるあるを解決する糸口となるツールがアクセス解析ツールです。

このような目的が利用用途にも関わらず、アクセス解析ツールを導入して見ている指標・レポートはページビューだけというユーザが非常に多いです。
正直、ページビューだけ見ていても何の意味もないです! せっかくアクセス解析ツールも導入しているのであればアクセス解析ツールで出来ることを把握して、実際に利用しサイトの改善をすることが大切です!


アクセス解析ツールで出来ることは?

では、実際にアクセス解析ツールを使って出来ることはどういったものがあるのでしょうか?

アクセス解析ツールを使って確認出来る一例です。

  • 最もアクセスのあるページ
  • 訪問者がどこからサイトに訪問しているのか
  • 訪問者の属性
  • 訪問者が最初に見たページ
  • 訪問者が離脱したページ
  • CV まで至った訪問者数

最もアクセスのあるページ

最もアクセスのあるページに関しては、アクセス解析ツールをあまり利用していない人でも見ている項目だと思います。
主に「ページビュー」という指標を利用して各ページが特定の期間でどのくらいアクセスがあったのか確認することが出来ます。
アクセスの多いページを確認することで、改善すべきページの優先度を判断することが可能です。
というのもアクセスが少ないページをどれだけ改善しても効果が薄いため、アクセスの多いページを確認することは重要になります。

adobeanalytics

訪問者がどこからサイトに訪問しているのか

このデータに関しては、検索エンジン(Google,Yahoo!など)からアクセスがあるのか、広告からアクセスが多いのか、外部リンクからのアクセスはあるのかといったような、主にサイトへの流入元が何か?というデータを確認することが出来ます。

流入元データを使う事で、例えば実際に広告を使ったマーケティングを行い、流入を増やそうとした結果がどうだったのか?などをデータで見ることが可能です。

adobeanalytics

訪問者の属性

訪問者の属性というのは主に訪問者の性別や年齢、地域などの情報になります。
また、この訪問者の属性情報を利用することで自社サイトにアクセスしているユーザが、想定しているユーザなのか判断することが可能です。

例えば、30代女性をターゲットにしたページにも関わらず、なぜか10代女性の割合が多いため、サイトのコンセプトとミスマッチしており CV に繋がっていないなどの考察が可能です。

ただ、この情報に関してはアクセス解析ツールを導入したことによって取得できる情報ではなく、基本的にカスタマイズが必要な項目となるため注意が必要です。

訪問者が最初に見たページ

これは主に自社サイトへの流入において一番最初にアクセスされているページがどこなのかという事が分かります。

これに関しては Top ページじゃないの?と思われる方が多いと思いますが、実際にサイトの作りによっては Top ページからのアクセスではなく、違うページからのアクセスが多かったりします。

そういった点も含めて、自分の意図したページから訪問者がアクセスしてきてくれているのか確認することが大切です。

adobeanalytics

訪問者が離脱したページ

この項目も最初に見たページと同じように訪問者を離脱したページを確認することで、 意図したページで訪問者が離脱しているのか確認出来ます。

意図していないページで離脱しているような形跡があれば、そのページがボトルネックとなっていると判断し、 改善ポイントとして対策を考えるといった役に立つ指標となります。

adobeanalytics

CV まで至った訪問者数

これは主にサイトの目的である行動を取ってくれた訪問者がどれくらいいるのか確認するための項目です。

例えば EC サイトであればどのくらい商品が売れたのか、 コーポレートサイトであればどのくらい資料がダウンロードされたのかなどを確認出来ます。
サイトの目的に直結するデータになりますので、非常に重要な項目であると言えます。

アクセス解析ツールで確認できるデータについて紹介しましたが、 その他にもツールによって様々なデータを確認することが出来ます。

このデータを駆使してサイトの CV を上げることを目標に課題を見つけていき、 改善するのがアクセス解析ツールを導入する目的と言って良いと思います。


SIGNAL コンサルティングサービス - Adobe Analytics 詳細はこちら


まとめ

具体的な課題の見つけ方などは別の記事での紹介となりますが、 重要なことはアクセス解析を導入することで出来ることを理解した上で、 自社サイトをより良くしていくための課題を見つけ、改善していくことになります。

そのためにも、自社サイトの目的・ゴールって何だったっけ?と一旦振り返ってサイトの存在意義を見直してみてください!

SBT ではアクセス解析ツールを使ったコンサルティングサービスなどを10年以上続けておりますので、 興味を持たれた方やお話を聞いてみたいなどございましたら、お気軽に以下リンクよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちら



お問い合わせ

製品・サービスに関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。

ピックアップ

セミナー情報
クラウドエンジニアブログ
NOZ
メールマガジン登録