こんにちは、SBテクノロジー(以下、SBT)デジタルマーケティングブログチームの井上です。
先日、ユニバーサルアナリティクス(以下、UA)から GA4 への切り替えが必須となる情報が紹介されました。
皆様のサイトでも、UA を利用されているお客様はたくさんいるかと思います。
今回の記事では、UA から GA4 への切り替えに関して紹介したいと思います。
まず、GA4 への移行に至る変遷については以下となります。
このように2009年頃に GA がリリースされ、2012年頃に UA がリリースされました。
その後、2022年頃に GA4 がリリースされ現在に至ります。
続いて GA4 への移行スケジュールに関しては以下となります。
・2023年7月1日
この日から UA(無償版)における計測が行えなくなります。
ただしこの日以降も、以前に計測されたデータへの閲覧やデータダウンロードは可能です。
・2023年10月1日
この日から UA(有償版)における計測が行えなくなります。
ただしこの日以降も、以前に計測されたデータへの閲覧やデータダウンロードは可能です。
・2024年1月1日以降
この日以降、UA のレポート画面などにアクセスができなくなる可能性があります。
※)レポートへのアクセスができなくなる正式な日時は現時点では未定。
続いては、GA4 への移行の注意点となります。
注意点は大きく分けて3つあります。
カスタムディメンション/指標で移行不要なものを確認します。
UA を利用していた際に様々なカスタムディメンションや指標を作成している可能性があります。
作成したカスタムディメンションや指標に関しては、既に利用していない物が存在している可能性があるため、その精査を実施し、移行が必要か判断します。
・ビューがない
GA4 では UA に存在していたビューが存在しません。
その為、Data Portal 利用など、代替案を考える必要があります。
・フィルターは IP 除外のみ(bot 除外は、自動)
フィルターは IP 除外のみとなっているため、「指定ホストのトラフィック除外」「ページをスラッシュ無に統一」など IP 以外のフィルタリングは、セグメント機能を使う必要があります。
・コンバージョン(目標)設定
例) 「 URL が〇〇の場合」にコンバージョンとするような設定は可能です。
しかしながら、CV 条件を「正規表現」で表したり、複数の条件を「 OR 指定」することができません。
そのため、複雑な条件設定は GTM で設定する必要があります。
複雑な条件で起動するトリガーを作りイベント計測パラメータを飛ばし、それを GA4 側で CV 有効化設定する方法があります。
・イベントデータの保持
デフォルトの計測期間が「2か月」となっているため、14か月(最大)に設定しなおす必要があります。
カスタムディメンションに「時」や「分」といった項目が存在しません。また曜日に関するものも存在しません。
時間帯軸や曜日軸での分析用に予め、カスタムディメンションとして追加しておくことをお勧めします。
GA4 への移行後ですが、標準で用意されているレポート内容が UA とは異なります。
似たようなレポートも存在しますが、「ランディングページ」や「ゴールフロー」などは、標準で用意されておらず、また標準で用意されているレポートもだいぶ少ない状況です。
また、用意されているレポートも、UA ではページ軸のものが多かったのに対して、GA4 ではユーザ軸にフォーカスをあてたような指標のものが多くなっております。
そのため、探索レポート機能などを利用して、必要となるレポートを自分で用意する必要があります。
ただし、「 UA のデータを再現する為にはどうすべきか?」といった視点でやみくもにレポートを作っていくのではなく「そもそも自社にとって必要なレポートは?」という観点に立ち、レポート作成を検討して頂くことをお勧めします。
今回、この記事では GA4 の移行に関する情報について紹介をいたしました。
UA を利用されている方にとっては GA4 への移行は必須となります。
今回の移行をきっかけに改めて自社のデータ計測について見直す良い機会だと思いますので、是非、GA4 への移行と合わせて計測の見直しを検討してみてください。
SBT では GA4 への移行に関する疑問点、ご質問、移行作業に関するご相談など承っておりますので、以下よりお気軽にご連絡ください。
お問い合わせはこちら:SIGNAL コンサルティングサービス
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