商品の情報や写真、販促資料の最新ファイルはどこ?
販促資料の作成に時間とコストがかかりすぎじゃない?
チャネル別に商品情報を管理してるので探すのが手間なんです…。
顧客に響くコンテンツがわからなくて、感覚で作ってしまってます…。
施策を打ってもコンバージョンまでの効果測定ができなくて費用対効果が見えないんですよね。
写真や動画のライセンス利用期限をちゃんと守れているか把握が大変で困ってます。
マーケティングオートメーションだ!顧客育成だ!とアグレッシブな姿勢を見せていても、デジタルコンテンツの管理が甘い企業って意外と多いです。
攻めるためにもしっかりと脇を固めないとビジネスチャンスは活かしきれません。
これまで各人が一つひとつ、デジタルコンテンツを用意していたために起きていた課題も、効率的な制作の考え方と、制作に必要なデジタルコンテンツ管理を行うことで、マーケティング活動を推進することができるでしょう。
では「社内DX × マーケティング」が進んでいる企業ではどんなことを進めているのか、一例をこっそり紹介しちゃいます。
検索エンジンの上位表示を目的に低品質のコンテンツを大量生産する「コンテンツファーム※1」に対し、質の高いコンテンツを計画的・戦略的に作り出すという考え方が「コンテンツファクトリー※2」です。コンテンツファクトリーは再利用を前提に部品化されたコンテンツを、様々なフォーマットやチャネル別コンテンツに展開していく考え方です。
「コンテンツファクトリー」を取り入れることで、こんなことを削減することができるでしょう。
とはいえ、この手法をマーケティング部門だけで取り入れることはなかなか難しいですよね。なぜなら冒頭にあげたように、デジタルコンテンツやデータを管理している部門が異なる場合があるからです。
そこで効果を発揮するのがデジタルコンテンツを一元管理するシステム「デジタルアセット管理 (Digital Asset Management DAM)」です。分散したデジタルコンテンツを一元管理することのメリットは効率化だけではなく、デジタル著作権の管理にも効果を発揮します。
探す時間も減らせるし、最新ファイルもわかりますね!
ライセンス利用期間の管理も楽にできそう!
DAM の導入はコンテンツの効率的な制作には役立ちますが、冒頭の課題すべてを解決するわけではありません。顧客中心のマーケティングには、顧客像の理解と、その顧客一人ひとりに合わせた最適なメッセージを最適なタイミング、チャネルで提供していくことが求められます。また、各チャネルの特性を活かした施策を打つために、チャネルを横断し、どんな施策がいつ実施されるのか、全体を俯瞰し戦略・立案を迅速に行っていくことが必要です。
小さな組織であれば、マーケティングカレンダーをExcelで管理し、メールでコミュニケーションをとるなどの運用でも支障はないかもしれません。しかし、大きな組織やグローバルに展開している企業においては、1つのプラットフォームでプロセスを可視化・リソースやコストを管理し、共同作業が行えることが理想ですよね。
そのような要望に応えるのが「Marketing Resource Management (MRM)」です。
カスタマージャーに基づいて制作できるので、改善点も明確になって助かる!
マーケティングにかかっていたコストが明確になりますね!
顧客接点は急速にデジタル化しているにもかかわらず、マーケティング活動のプロセス、システム、データはなかなか連携されず、日々の業務で生じる様々な課題の解決は難しいように思えます。しかし、マーケティング活動支援プラットフォームである「Sitecore Content Hub」を導入することで、マーケティング活動におけるサイロ化の解消が可能です。ここまで紹介した DAM、MRM 以外にも、マーケティング活動とその成果向上をサポートする様々な機能があり、アセットの検索時間短縮や重複作業の排除によるコスト削減、ライセンスコンプライアンスの確保による法的リスク削減など、大変大きな効果が期待できます。