こんにちは、SBテクノロジー (以下、SBT) セールスコンサルティングチームの南澤です。
「営業」のイメージは、会社を出たら外で何をしているかわからないといった「ゆるい」イメージでありましたが、現在では営業生産性や顧客からの価値提案の要望といった高度な営業スキルが求められてきています。ただ、この営業スキルは一朝一夕に習得できませんし、外部から優秀な営業を採用することも厳しい環境です。そういったなか、法人営業改革が言われて久しい状況かと思います。
この記事では、「法人営業って?」というところから SFA ※の導入と効果についてご説明したいと思います。
法人営業の特徴と意識すべきポイントは以下の通りです。
これらはいわゆる BANT 情報 (予算・決裁権・ニーズ・時期) といい、多岐にわたる情報源から長期間情報収集することが重要です。
それでは、優秀な営業は日々どのように顧客のニーズや課題を把握しているのでしょうか。
【図:BANT 情報と潜在ニーズについて】をご覧ください。BANT 情報の収集は通常、【図:1,2】のように顧客ヒアリングで行いますが、真のニーズはそれだけで特定できない場合が多いです。BANT 情報だけでは「潜在ニーズ」にはたどり着くことが難しいため、他者の情報から洞察を得ることで、「顧客に刺さる提案」を行うことができます。つまり、一部の優秀な営業の営業プロセスを組織全体で取り入れることが、営業力強化につながるのです。
それを強力に支援するツールとして SFA が挙げられます。
ニーズをつかむための活動やその他 BANT 情報を効果的に管理するツールとして、1990年ごろから米国で注目され20年前から日本においても導入企業が増えた SFA (Sales Force Automation) があります。国内の導入数の伸び率は近年、前年比10%以上となっており今後も導入が進むといわれています。
では、なぜ SFA が必要とされているのでしょうか。
このように SFA の利用目的は営業担当者のセルフ・マネージメントツールの側面のほかにチームの情報共有、上長のコーチングのためのチームのプロセス・マネージメントの側面もあります。
個人およびチームでの状況共有のほか、以下のような効果も挙げられます。
SFA 導入の理由・効果についてご説明しました。法人営業の改革は営業プロセスの可視化、情報蓄積を継続的に行うことが重要であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
当社では、そのための SFA 導入のご支援を行っておりますので、お気軽にお問合せください。
また、具体的な導入プロジェクトについては、以下のページからご覧ください。
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