みなさま、こんにちは!依田です。
先週 1 週間 (2024/3/18 - 2024/3/24) 分の Azure の公開情報をお送りいたします。
パブリック クラウドは日々進化しており、1 週間の内に新しい情報がたくさん生まれます。そのアップデート情報をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
今週のアップデート情報は以下の通りとなります。
それでは、ご覧ください。
「Microsoft Azure 導入・運用支援サービス」はこちら
Azure の更新情報より
You can now opt in automatically renew your reservation at time of purchase.
- 購入時に予約を自動的に更新することを選択
- 購入時に予約を自動的に更新することを選択し、予約割引を引き続き簡単に受けることができるようになりました。
Public preview: Azure Modeling and Simulation Workbench
- パブリック プレビュー : Azure モデリングとシミュレーション ワークベンチ
- Azure モデリングとシミュレーション ワークベンチは、エンジニアリング開発、プロジェクト スタートアップの加速、および開発チーム間の安全なコラボレーションを可能にするフル マネージドの作業環境を提供する新しいサービスです。
Azure Monitor managed service for Prometheus is available in 13 additional Azure regions
- Prometheus の Azure Monitor マネージド サービスが追加で 13 の Azure リージョンで利用可能
- Azure Managed Prometheus は 2023 年 5 月に一般提供が発表され、26 のリージョンで利用可能でした。新しい更新プログラムにより、Azure Managed Prometheus は追加で 13 の リージョンで利用可能になりました。
Public preview: Trusted launch support in AKS
- パブリック プレビュー : AKS でトラステッド起動をサポート
- 管理者は、検証および署名されたブートローダー、OS カーネル、およびドライバーを使用して AKS ノードをデプロイできるようになりました。
Generally Available: Instance level Public IP tags in AKS
- 一般提供 : AKS でインスタンス レベルのパブリック IP タグ
- AKS のクラスター、パブリック ノード IP で Azure ルーティング設定を利用できるようになりました。
Public preview: Deployment safeguards in AKS
- パブリック プレビュー : AKS でデプロイ セーフガード
- デプロイ セーフガードを使用して、Kubernetes のベスト プラクティスを実装し、デプロイの警告を受け取ったり、ベスト プラクティスに従っていないマニフェスト ファイルのデプロイを拒否できるようになりました。
Generally Available: HostPort auto assign in AKS
- 一般提供 : AKS で HostPort の自動割り当て
- AKS では、ホスト ポートを手動で特定せずにポッドをデプロイできるようになりました。
Generally Available: Kubernetes 1.29 support in AKS
- 一般提供 : AKS で Kubernetes 1.29 をサポート
- 運用環境で AKS の Kubernetes 1.29 バージョンの利点を利用できるようになりました。
Generally Available: VM IP based load balancer in AKS
- 一般提供 : AKS の VM IP ベースのロード バランサー
- AKS の新しいまたは既存のクラスターで、IP ベースのバックエンド プール メンバーシップを選択できるようになりました。
Generally Available: Azure Kubernetes Service (AKS) support for 5K Node limit by default for standard tier clusters
- 一般提供 : Azure Kubernetes Service (AKS) が標準レベル クラスターの 5k ノード制限を既定でサポート
- 特別な制限の引き上げやホワイトリストを必要とせずに 1000 ノード以上に AKS クラスターをスケールできるようになりました。
Generally Available: Azure CNI overlay dual stack Support in AKS (Linux only)
- 一般提供 : AKS で Azure CNI オーバレイ デュアル スタックのサポート (Linux のみ)
- IPv4 または IPv6 を通してリソース接続が可能になった AKS クラスターをデュアル スタック モードでデプロイできるようになりました。
Public preview: Azure CNI static block IP allocation support in AKS
- パブリック プレビュー : AKS で Azure CNI の静的ブロック IP 割り当てのサポート
- 現在の 65k ポッド IP を超えて、最大 100 万ポッドまでスケール アップできるようになりました。
Generally Available: Windows Gen 2 VM support in AKS
- 一般提供 : AKS で Windows Gen 2 VM をサポート
- AKS の Windows ノードプールに Gen 2 VM SKU を利用できるようになりました。
Generally Available: Host Network Security Group (NSG) control in AKS
- 一般提供 : AKS でホスト ネットワーク セキュリティ グループ (NSG) の制御
- ノードプール設定で、許可されたポートを直接構成できるようになりました。
Generally Available: Cost analysis add-on for AKS
- 一般提供 : AKS のコスト分析アドオン
- 名前空間レベルおよびクラスター レベルのアプリケーションの実行に関連するインフラ コストをより良く理解し、Azure ネイティブ エクスペリエンスを通してリソース使用率を最適化する機会を特定できるようになりました。
Public preview: Kubernetes AI Toolchain Operator (KAITO) add-on for AKS
- パブリック プレビュー : AKS の Kubernetes AI Toolchain Operator (KAITO) アドオン
- AKS によってホストされたイメージをプリセット LLM から選択し、GPU 数の少ない複数の VM 間で推論を分割できるようになりました。
Open-Source Fleet Workload Placement Scheduling and Override
- オープンソースの Fleet ワークロードの配置スケジューリングおよびオーバーライド
- リソース ヒューリスティックのコストおよび可用性に基づいた Fleet ワークロードをスケジュールできるようになりました。
Billing for Azure Monitor stateful log search alerts
- Azure Monitor ステートフル ログ検索アラートの課金
- 2024 年 5 月 1 日以降、Azure Monitor のステートフル ログ アラートに対して課金されます。
Microsoft open sources Retina: A cloud-native container networking observability platform
- Microsoft が Retina をオープンソース化 : クラウドネイティブのコンテナー ネットワーキング監視プラットフォーム
- Microsoft の Azure Container Networking チームは、Kubernetes ユーザー、管理者、開発者が、コンテナー ネットワーク インターフェイス (CNI)、オペレーティング システム (OS)、クラウドに関係なく、Kubernetes のワークロード トラフィックを視覚化、監視、デバッグ、分析できるようにする、クラウドネイティブのコンテナー ネットワーキング監視プラットフォームである Retina を発表します。
Operator and CRD support with Azure Managed Prometheus
- Azure Managed Prometheus での Operator と CRD のサポート
- Prometheus の Azure Monitor マネージド サービスでは、AKS クラスターで実行されているワークロードからメトリックを収集するためのスクレイピング ジョブの CRD ベースの構成がサポートされます。この新しい更新プログラムにより、お客様はカスタム リソース (サービス モニターとポッド モニター) を使用して、マネージド Prometheus でのメトリック収集を構成できます。
Generally available: Azure Health Data Services DICOM service with Azure Data Lake Storage
- 一般提供 : Azure Data Lake Storage を使用した Azure Health Data Services DICOM サービス
- Azure Data Lake Storage と DICOM サービスの統合により、組織はイメージング データを完全に制御できるようになり、Azure ストレージ エコシステムと API を介してそのデータにアクセスして操作するための柔軟性が向上しました。
General availability: Listener TLS certificates management in the Azure portal
- 一般提供 : Azure portal でのリスナー TLS 証明書の管理
- リスナーに関連付けられている TLS 証明書を Azure portal で管理できるようになりました。
Generally available: Application Gateway (v2) IPv6 support
- 一般提供 : Application Gateway (v2) が IPv6 をサポート
- Azure Application Gateway v2 では、クライアントからのデュアルスタック (IPv4 と IPv6) 接続が可能になり、バックエンド アプリケーションへより柔軟で信頼性の高いアクセスが提供されます。
Public preview: Database watcher for Azure SQL
- パブリック プレビュー : Azure SQL のデータベース ウォッチャー
- Azure SQL データベース、エラスティック プール、マネージド インスタンスの詳細なマネージド監視を有効にします。
Public preview: Public IP Domain Name Label Scope
- パブリック プレビュー : パブリック IP ドメイン名ラベルのスコープ
- DNS 名の再利用を可能にしながら、DNS サブドメインの乗っ取りを防止できる Azure パブリック IP アドレスの新機能のパブリック プレビューを発表します。
Public Preview: Next generation of general purpose service tier for Azure SQL Managed Instance
- パブリック プレビュー : Azure SQL Managed Instance の次世代の汎用サービス レベル
- 次世代の汎用サービス レベルでは、パフォーマンスの向上、32 TB のストレージ、データベース密度の向上が実現します。
General Availability: Azure NetApp Files support for 1 TiB capacity pools
- 一般提供 : Azure NetApp Files での 1 TiB 容量プールのサポート
- Azure NetApp Files では、標準のネットワーク機能を使用するボリュームで使用する場合、2 TiB から 1 TiB の容量プール サイズが小さくなりました。
Private Preview : Force detach zone redundant disks during zone outage
- プライベート プレビュー : ゾーンの停止中にゾーン冗長ディスクを強制的にデタッチ
- ゾーンの停止中にゾーン冗長ディスクを強制的にデタッチし、ZRS の機能を利用して RPO を 0 にします。
Some compliance features in Microsoft Defender for Cloud will be retired on September 30, 2025
- Microsoft Defender for Cloud のいくつかのコンプライアンス機能が 2025 年 9 月 30 日に廃止
- パブリック プレビューの 2 つの規制コンプライアンス機能である Microsoft Actions および Compliance オファリングは、2025 年 9 月 30 日以降で Defender for Cloud ポータル ページから利用できなくなります。
Default Internet outbound access for Simplified node communication Batch pools without public IP addresses will be retired on 30 September 2025
- ノード通信の簡素化のためのパブリック IP アドレスのない Batch プールによる既定のインターネット送信アクセスが 2025 年 9 月 30 日に廃止
- 2025 年 9 月 30 日に、パブリック IP アドレスのない Batch プールによる既定のインターネット送信アクセスのサポートが終了します。
Community support for Standard_M192ids_v2 is ending on 31 March 2027
- Standard_M192ids_v2 のコミュニティ サポートが 2027 年 3 月 31 日に終了
- Standard_M192idms_v2 のサポートは 2027 年 3 月 31 日に終了します。
Important Notice: Azure Product Retirement: End of Life Announcement of Azure Maps Creator Feature State Service Versions 31 March 2025
- 重要なお知らせ : Azure 製品の廃止 : Azure Maps Creator Feature State Service Versions が 2025 年 3 月 31 日にサポート終了
- Azure Maps Creator Feature State Service は、2025 年 3 月 31 日に廃止されます。
Azure Synapse Runtime for Apache Spark 3.2 End of Support
- Azure Synapse Runtime for Apache Spark 3.2 のサポート終了
- Apache Spark 3.2 は、2024 年 7 月 8 日に廃止され、無効になります。
HPC Pack 2016 will be retired on 12 January 2027
- HPC Pack 2016 が 2027 年 1 月 12 日に廃止
- HPC Pack 2016 が 2027 年 1 月 12 日 にサポート終了します。
Update to Azure Functions Service Bus extension v5.x by 31 March 2025 for continued support
- 2025 年 3 月 31 日までに Azure Functions Service Bus 拡張機能 v5.x に更新が必要
- Azure Functions Service Bus 拡張機能 v4.x を使用しているアプリケーションは、2025 年 3 月 31 日以降サポートされなくなります。
Announcing Azure HPC Cache Retirement
- Azure HPC Cache の廃止のお知らせ
- Azure HPC Cache は廃止されます。サポート終了は 2025 年 9 月 30 日です。
Azure Content Moderator will be retired on 15 March 2027
- Azure Content Moderator が 2027 年 3 月 15 日に廃止
- コンテンツ モデレーションのニーズを満たすために、新機能と更新された機能の両方を提供する新しいオファリングである Azure AI Content Safety をユーザーに検討することをお勧めします。
Community support for Standard_M192ims_v2 is ending on 31 March 2027
- Standard_M192ims_v2 に対するコミュニティ サポートが 2027 年 3 月 31 日に終了
- Standard_M192ims_v2 のサポートは 2027 年 3 月 31 日に終了します。
Azure HDInsight 4.0 will be retired on 31 March 2025 - migrate your HDInsight clusters to 5.1
- Azure HDInsight 4.0 は 2025 年 3 月 31 日に廃止 - HDInsights クラスターを 5.1 に移行
- Azure HDInsight 4.0 は 2025 年 3 月 31 日に廃止されます。HDInsights クラスターを 5.1 に移行してください。
Community support for Standard_M192is_v2 is ending on 31 March 2027
- Standard_M192is_v2 のコミュニティ サポートが 2027 年 3 月 31 日に終了
- Standard_M192is_v2 のサポートは 2027 年 3 月 31 日に終了します。
Support for Connector for AWS in Cost Management is ending on 31 March 2025
- Cost Management での Connector for AWS のサポートが 2025 年 3 月 31 日に終了
- Cost Management サービスの Connector for AWS は、2025 年 3 月 31 日に廃止されます。その日までに、マーケットプレイスで入手可能な AWS の代替コスト管理レポートを検討してください。
Retirement: Support for .NET 7 ends on 14 May 2024—upgrade your Azure Functions resources to .NET 8
- 廃止: .NET 7 のサポートが 2024 年 5 月 14 日に終了 - Azure Functions リソースを .NET 8 にアップグレード
- 2024 年 5 月 14 日までに Azure Functions リソースを .NET 8 にアップグレードしてください。
Action required: Upgrade your App Service apps to Node 20 LTS by 30 April 2025
- ご対応のお願い : 2025 年 4 月 30 日までに App Service アプリを Node 20 LTS にアップグレード
- Node 18 LTS の延長サポートが終了します。
Azure Maps Native SDK for Android and iOS will be retired on 31 March 2025 – transition to use Azure Maps Web SDK in a web view
- Android および iOS 用の Azure Maps ネイティブ SDK が 2025 年 3 月 31 日に廃止 - Web ビューで Azure Maps Web SDK を使用するための移行
- Android および iOS 用の Azure Maps ネイティブ SDK は、2025 年 3 月 31 日に廃止されます。
Support for Standard_M192idms_v2 will be retired on 31 March 2027
- Standard_M192idms_v2 のサポートが 2027 年 3 月 31 日に終了
- Standard_M192idms_v2 のコミュニティ サポートは 2027 年 3 月 31 日に終了します 。
Announcing Avere vFXT for Azure Retirement
- Avere vFXT for Azure の廃止のお知らせ
- Avere vFXT for Azure は廃止されます。サポート終了は 2025 年 9 月 30 日です。
Action recommended: Update to using Grafana version 10 for Azure Managed Grafana
- ご対応のお願い : Azure Managed Grafana で Grafana バージョン 10 を使用するように更新
- Grafana バージョン 9 は 2024 年 8 月 31 日に廃止されます。
Basic and Standard A-series VMs on HDInsight will retire on 31 August 2024
- HDInsight 上の Basic および Standard A シリーズ VM が 2024 年 8 月 31 日に廃止
- 2021 年 8 月 24 日に発表したように、Azure は Basic および Standard A シリーズ VM を 2024 年 8 月 31 日に廃止します。2024 年 8 月 31 日までに、HDInsight A シリーズの VM を Av2 シリーズの VM に移行して、vCPU あたりのメモリを増やし、ソリッド ステート ドライブ (SSD) 上のストレージを高速化する必要があります。サービスの中断を回避するには、2024 年 8 月 31 日までに、ワークロードを Basic および Standard A シリーズ VM から Av2 シリーズ VM に移行してください。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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