【定期便】1/4週 Azure の公開情報まとめ

みなさま、こんにちは！クラウドアーキテクトのワタナベです。

先週1週間分（2021/1/4-2021/1/10）の Azure の公開情報をお送りいたします。
パブリッククラウドは日々進化しており、1週間の内に新しい情報がたくさん生まれます。そのアップデート情報をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。

今週のアップデート情報は以下の通りとなります。
それでは、ご覧ください。

• ※ 当ブログにて記載しております Microsoft 社の Web サイトの URL については、Microsoft 社側のリダイレクトの仕組みにより、お客様の閲覧環境に沿ったページに自動的にリダイレクトされることがございます。
  原文を参照される場合は、リダイレクトされた URL の ja-jp などの文字列を en-us に変更することで閲覧いただけます。

Azure の更新情報より

• NCas_T4_v3-Series VM が一般利用可能になりました
  • これらの仮想マシンは、Cuda、TensorFlow、Pytorch、Caffe などのフレームワークを利用した ML や AI のワークロードや、NVIDIA GRID 技術を利用したグラフィックスのワークロードを実行するのに適しています。

• Azure Monitor と Azure Data Explorer 間のクロスリソースクエリのパブリックプレビュー
  • Azure Monitor と Azure Data Explorer 間の新しいクロスリソースクエリでは、Azure Data Explorer クラスタまたは Azure blob ストレージにエクスポートされたデータをクエリして、任意の Azure Monitor Log Analytics ワークスペースでクエリを結合できるようになりました。

• Azure Security Center— 2020年 12月のニュースと更新
  • 12月の更新プログラムには次のものが含まれます。
    • マシン上の SQL サーバー向け Azure Defender の一般提供開始
    • Azure Synapse Analytics の専用 SQL プールに対する Azure Defender for SQL のサポートの一般提供開始
    • グローバル管理者が自分にテナントレベルのアクセス許可を付与できるようになりました 2つの新しい Azure Defender プラン: Azure Defender for DNS と Azure Defender for Resource Manager (プレビュー段階)
    • Azure portal の新しいセキュリティ アラート ページ (プレビュー)
    • Azure SQL Database と SQL Managed Instance における Security Center エクスペリエンスの刷新
    • 資産インベントリ ツールとフィルターの更新
    • SSL 証明書を要求する Web アプリに関する推奨事項がセキュリティ スコアの対象から除外
    • 環境、重大度、利用可能な応答用の新しいフィルターが推奨事項のページに追加
    • 連続エクスポートで新しいデータ型が利用可能になり、deployifnotexist ポリシーが改善

• アクティビティログアラート - アラートペイロードの "説明 "プロパティの変更を開発中
  • 2021年 4月 1日より、クビになったアラートのプロパティ「Description」にアラートルールの説明が含まれるようになります。古いプロパティ「Description」を置き換える新しいプロパティ「Activity Log Event Description」が Activity Log fired Alert ペイロードに追加されました。

• NSG フローログに対する組み込み Azure Policy のサポートを開始
  • ネットワークセキュリティグループ (NSG) のフローログは、組み込みの Azure Policy を使用して展開・管理できるようになりました。NSG フローログの展開を管理するために、独自のポリシーを作成する必要はありません。

• パブリック プレビューの Application Change Analysis を使用してスケールで変更を表示する
  • Application Change Analysis には、選択したサブスクリプションのすべての Azure リソースの変更を表示する新しい UI が追加されました。以前のバージョンの UI では、ページあたりの変更エントリ数が制限され、変更がゼロのリソースなど、騒がしいエントリを除外する方法はありませんでした。制限が複数のリソースの管理と大規模な変化の表示を妨げたという強いフィードバックを受けました。たとえば、複数の Azure サブスクリプションで 100 を超える VM を監視する必要があり、1 ページあたり 10 リソースを使用して疑わしい変更を探すのは非常に不便です。新しい UI では、スケールでの変更のクエリと読み込みがサポートされるため、リソースの種類、検出時間の変更、およびすべての変更を 1つのページで表示できます。このエクスペリエンスは現在、ランダムに選択された Azure サブスクリプションのサブセットに対して有効になっていますが、この機能フラグを使用して試すことができます。

• Azure Automation が UAE 北部で利用可能になりました
  • PowerShell と Python ベースのスクリプトを使用して、Azure & Non-Azure 環境全体のタスクを自動化できます。

• マイクロソフト、チリにデータセンターの新しいリージョンを設立
  • 新しいリージョンには、Microsoft 365、Dynamics 365、Power Platform が含まれる予定です。

• Azure Defender for SQL (in Azure Security Center) - 2020 年 12 月のニュースと更新
  • 2020年 12月、Azure Security Center の Azure Defender for SQL に以下のアップデートと機能強化が行われました。
    • マシン上の SQL サーバー向け Azure Defender の一般提供開始
    • Azure Synapse Analytics の専用 SQL プールに対する Azure Defender for SQL のサポートの一般提供開始
    • Azure SQL Database と SQL Managed Instance における Security Center エクスペリエンスの刷新

• Azure Health Bot は一般利用可能になりました
  • 本日、Microsoft Healthcare Bot サービスが Azure に移行し、Azure の強化されたツール、セキュリティ、コンプライアンスサービスの恩恵を受けることができるようになりました。お客様は、Microsoft Healthcare Bot から Azure Health Bot にシームレスに移行することができ、いくつかの簡単なステップとダウンタイムなしで移行することができます。さらに、COVID-19 ワクチンの適格性を確認し、関連する質問への回答を提供するための予防接種用の新しいテンプレートなど、Azure Health Bot に新しい機能を提供し続けています。

Microsoft Azure Blog より

• Azure Health Bot の紹介 - 新機能を搭載した Microsoft Healthcare Bot の進化版
  • 本日、Microsoft Healthcare Bot サービスが Azure に移行し、Azure の強化されたツール、セキュリティ、コンプライアンスの提供を受けられるようになることを発表します。お客様は、Microsoft Healthcare Bot から Azure Health Bot にシームレスに移行することができ、いくつかの簡単なステップとダウンタイムなしで移行することができます。さらに、COVID-19 ワクチンの適格性をチェックするための新しいテンプレートや、関連する質問への回答を提供するための新しいテンプレートなど、新しい機能を Azure Health Bot に提供し続けています。

• ビジネスのアジリティを構築するための 4つの一般的な分析シナリオ
  • Azure Synapse Analytics は、ビッグデータとデータウェアハウスの 2つの世界を、統合されたエンタープライズグレードの強力なプラットフォームに統合するために設計された、無限のアナリティクスサービスです。このブログ記事では、グローバル企業が Azure Synapse Analytics を使用して、データを通じたイノベーションとビジネス価値の向上を実現した 4つの実例を見ていきます。データアナリティクスがどのようにビジネスに役立つかについての詳細な説明は、電子書籍「Analytics Lessons Learned (アナリティクスの教訓)」をご覧ください。4つの企業がアナリティクスでビジネスの俊敏性をどのように高めたかをご覧ください。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。