皆さん、こんにちは!
今回は、先々週1週間(2018/1/7-1/13)分の Azure の公開情報をお送りいたします。
パブリッククラウドは日々進化しており、1週間の内に新しい情報がたくさん生まれます。
そのアップデート情報をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
今週のアップデート情報は以下の通りとなります。
それでは、ご覧ください。
Azure の更新情報より
Azure Sphere: Update to the 18.11 release
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-sphere-update-to-the-18-11-release/
- Azure Sphere: 18.11 リリースへの更新
- 今回は Azure Sphere OS リリースのみで、OTA 更新でリリースされます。Azure Sphere SDK に対する更新はありません。このリリースによって Wi-Fi の信頼性が向上します。
Final reminder: OMS portal moving to the Azure portal
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/final-reminder-oms-portal-moving-to-azure-portal/
- 最終確認: OMS ポータルから Azure portal への移行
- 過去12か月の間に、Operations Management Suite(OMS)の監視、管理、セキュリティ機能が Azure portal に組み込まれました。他にも多くの新機能が Azure portal に追加されています。Azure portal に完全に置き換えられたため、OMS ポータルは2019年1月15日に廃止されます。
General availability: Azure Data Box Disk
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-data-box-disk/
- 一般公開: Azure Data Box Disk
- Azure へのオフラインデータ転送用 SSD ディスクベースのオプションである Azure Data Box Disk が米国、EU、カナダ、オーストラリアで一般公開されました。
Support for SQL to Azure SQL Database online migrations
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/support-for-sql-to-azure-sql-database-online-migrations/
- SQL から Azure SQL Database へのオンライン移行のサポート
- Azure Database Migration Service を使用して、最短のダウンタイムで SQL Server データベースを Azure SQL Database に移行します。
Additional compute levels added to vCore-based Azure SQL databases and elastic pools
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/additional-compute-levels-added-to-vcore-based-azure-sql-databases-and-elastic-pools/
- 仮想コアベースの Azure SQL データベースとエラスティックプールに追加されたコンピューティングレベル
- 仮想コアベースのエラスティックプールと単一データベースで利用可能なコンピューティングリソースの範囲が、General Purpose、Business Critical、ハイパースケールの各サービスレベル内で拡張されました。これにより、DTU ベースのデプロイメントの変換やクラウド用のワークロードのサイズの適正化を行う際に、柔軟性が増し、選択肢が増えます。
Support for MySQL to Azure Database for MySQL online migrations
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/support-for-mysql-to-azure-database-for-mysql-online-migrations-2/
- MySQL から Azure Database for MySQL へのオンライン移行のサポート
- Azure Database Migration Service を使用して、オンプレミス、仮想マシン、AWS RDS MySQL でホストされている MySQL データベースを Azure Database for MySQL に移行します。移行の際、ソースデータベースはオンラインのままになります。
Support for PostgreSQL to Azure Database for PostgreSQL online migrations
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/support-for-postgresql-to-azure-database-for-postgresql-online-migrations/
- PostgreSQL から Azure Database for PostgreSQL へのオンライン移行のサポート
- Azure Database Migration Service を使用して、オンプレミス、仮想マシン、AWS RDS PostgreSQL でホストされている PostgreSQL データベースを Azure Database for PostgreSQL に移行します。移行の際、ソースデータベースはオンラインのままになります。
Azure Site Recovery - Update Rollup 32
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/site-recovery-rollup-32/
- Azure Site Recovery - 更新プログラムロールアップ32
- Azure Site Recovery の更新プログラム32が利用できるようになりました。次のコンポーネントの新しいバージョンが提供されます。
- Microsoft Azure Site Recovery 統合セットアップ/モビリティエージェント(9.21.5091.1)—VMware と物理サーバーから Azure へのレプリケーションに使用。
- Microsoft Azure Site Recovery プロバイダー(5.1.3800.0)—Azure またはセカンダリ サイトへの Hyper-V のレプリケーションに使用。
- Microsoft Azure Recovery Services エージェント(2.0.9144.0)—Azure への Hyper-V のレプリケーションに使用。
Python 2.7 available for App Service on Linux
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/python-2-7-now-available-for-app-service-on-linux/
- App Service on Linux で Python 2.7 が使用可能
- Python 2.7 が、Azure App Service(Linux)での Python のパブリックプレビューに追加されました。今回の追加により、開発者は Python 2.7、3.6、3.7 を使用して Azure App Service の生産性の利点とスケーリング機能を有効活用できるようになります。
Azure Sphere - Anatomy of a secured MCU
日本語訳ページ:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-sphere-anatomy-of-a-secured-mcu/
- Azure Sphere - セキュリティ保護された MCU の仕組み
- Azure Sphere はエンドツーエンドのソリューションで、セキュリティ保護された IoT プラットフォームを提供する3つの補完的なコンポーネントが含まれます。コンポーネントには、Azure Sphere マイクロコントローラーユニット(MCU)、Microsoft が管理する IoT シナリオ用に最適化されたオペレーティングシステム、安全でスケーラブルな一連のオンラインサービスが含まれます。
Microsoft Azure Blog より
Best practices for alerting on metrics with Azure Database for MariaDB monitoring
- Azure Database for MariaDB でメトリックをアラートするためのベストプラクティス
- 2018年12月4日にマイクロソフトのオープンソース向け Azure データベースは、MariaDB の一般提供開始を発表しました。このブログでは、MariaDB で最も一般的に監視されているメトリックスについて警告するためのガイダンスとベストプラクティスを共有します。
New year, newly available IoT Hub Device Provisioning Service features
- 新年、新しく利用可能になった IoT Hub デバイスプロビジョニングサービスの機能
- Azure IoT Hub デバイスプロビジョニングサービスの以下の機能が一般利用可能になっています。
- 対称鍵検証サポート
- 再プロビジョニングサポート
- 登録レベルの割り当て規則
- カスタム割り当てロジック
Implement predictive analytics for manufacturing with Symphony Industrial AI
- Symphony Industrial AI を使用して製造のための予測分析を実装する
- Symphony Industrial AI は、予測運用ソリューションを通じて顧客に真の価値を提供することで、産業用 IoT(IIoT)と人工知能(AI)の可能性を実現することを使命としています。シンフォニーの2つのソリューションは、プロセス製造分野(化学薬品、精製、パルプと紙、金属と鉱業、石油とガス)に特化しています。
- Symphony Industrial AI が提供するソリューションは 2つあります。
- Asset 360 AI
- Process 360 AI
- 1つ目は既存の機械に焦点を当て、2つ目は一般的なプロセスに焦点を当てます。
Questions on data residency and compliance in Microsoft Azure? We got answers!
- Microsoft Azure におけるデータの保持およびコンプライアンスに関する質問への回答
- マイクロソフトは、Azure のセキュリティ、データの常駐、データフロー、およびコンプライアンスの側面に関する明確な回答とガイダンスを提供するホワイトペーパーを公開しました。このホワイトペーパーは、Azure 上の顧客データが、データ保護、規制、および主権の要件を満たす方法で処理されるようにすることを目的としています。
Performance troubleshooting using new Azure Database for PostgreSQL features
- Azure Database for PostgreSQL の新機能を使用したパフォーマンスのトラブルシューティング
- 2018年の Ignite において、Azure Database for PostgreSQL では、顧客からのフィードバックに応じて、パフォーマンスのトラブルシューティングを容易にするために、クエリストア(QS)、クエリパフォーマンスインサイト(QPI)、パフォーマンス推奨(PR)のプレビューを発表しました。このブログ記事では、いくつかの一般的なシナリオのトラブルシューティングにおいて、現在使用可能な機能をどのようにしようできるかのアイデアを引き出すことを目的としています。
New smart device security research: Consumers call on manufacturers to do more
- 新しいスマートデバイスセキュリティ研究: 消費者は製造業者により多くを求める
- スマートデバイスエクスペリエンスの魅力がセキュリティへの懸念とどのように重なるのか、そしてスマートデバイスを保護する責任を誰が負っているのかをよりよく理解することを目指しました。この目的のために、私たちは米国、英国、そしてドイツで3,000人以上の人々を世論調査するための消費者調査会社 Greenberg Strategy と提携しました。
CES 2019: Microsoft partners, customers showcase breakthrough innovation with Azure IoT, AI, and Mixed Reality
- CES 2019: マイクロソフトパートナー、顧客が Azure IoT、AI、および複合現実感で画期的な技術革新を紹介
- Azure IoT と Azure AI がコネクテッドデバイスとエクスペリエンスに大きな勢いを感じており、新しいパートナーや顧客がビジネスを加速するために Azure IoT と Azure AI を選択しています。本ブログ記事で CES の一例を紹介します。
Announcing the general availability of Azure Data Box Disk
- Azure Data Box Disk の一般提供開始のお知らせ
- Azure へのオフラインデータ転送用の SSD ベースのソリューションである Azure Data Box Disk が一般提供を開始したことをお知らせします。Data Box Disk は現在、米国、EU、カナダ、およびオーストラリアで入手可能であり、今後追加される国/地域が増えます。
Multi-modal topic inferencing from videos
- ビデオからのマルチモーダルトピック推論
- 通常、膨大なコストと時間を要する動画コンテンツのタグ付けプロセスをより一貫性のある効果的なものにするために、Video Indexer にマルチモーダルトピック推論を導入します。この新しい機能は、クロスチャネルモデルを使用して直感的にメディアコンテンツにインデックスを付けてトピックを自動的に推測することができます。
Streamlined development experience with Azure Blockchain Workbench 1.6.0
- Azure Blockchain Workbench 1.6.0 の合理化された開発エクスペリエンス
- Azure Blockchain Workbench 1.6.0 をリリースしました。これには、アプリケーションのバージョン管理、更新されたメッセージング、および合理化されたスマートコントラクト開発などの新機能が含まれています。Azure ポータルを介して Workbench の新しいインスタンスを展開するか、アップグレードスクリプトを使用して既存の展開を1.6.0にアップグレードできます。
New Azure Migrate and Azure Site Recovery enhancements for cloud migration
- クラウド移行のための新しい Azure Migrate と Azure Site Recovery の機能強化
- このブログ記事では、Microsoft Azure Migrate と Azure Site Recovery に追加された新機能について説明します。
Gain insight into your Azure Cosmos DB data with QlikView and Qlik Sense
- QlikView と Qlik Sense を使用して Azure Cosmos DB のデータに関するインサイトを得る
- Azure Cosmos DB アカウントを設定し、Qlik Sense でそれに ODBC 接続を構成する方法に関するステップバイステップガイドを紹介します。
Cognitive Services Speech SDK 1.2 – December update – Python, Node.js/NPM and other improvements
- Cognitive Services Speech SDK 1.2 - 12月の更新 - Python, Node.js / NPM と他の改良
- 開発者は、新しい Python API などを含む Cognitive Services Speech Service の最新の機能強化にアクセスできます。
Teradata to Azure SQL Data Warehouse migration guide
- Teradata から Azure SQL Data Warehouse への移行ガイド
- Teradata から Azure SQL Data Warehouse への移行には複数のステップがあります。これらの手順には、既存のワークロードの分析、関連するスキーマモデルの生成、および ETL 操作の実行が含まれます。このホワイトペーパーでは、移行のワークフロー、アーキテクチャ、技術的な設計上の考慮事項、およびベストプラクティスに重点を置いて、前述の移行に関するガイダンスを提供することを目的としています。
To infinity and beyond: The definitive guide to scaling 10k VMs on Azure
- 無限大を超えて: Azure 上での 10K の仮想マシンの拡張に関する決定的なガイド
- すべてのプラットフォームには制限があり、ワークステーションと物理サーバーにはリソース境界があり、API にはレート制限があり、仮想パブリッククラウドの無限の認識によっても、プラットフォームを過剰使用または誤用から保護する制限があります。
Azure.Source - Volume 64
Cloud Platform News Bytes Blog より
Cloud Platform Release Announcements for January 9, 2018
- 2018年1月9日の Cloud Platform リリースのお知らせ
- GitHub | GitHub Enterprise is now available for purchase
- Azure Database Migration Service | Support for PostgreSQL to Azure Database for PostgreSQL online migrations is now available
- Azure Database Migration Service | Support for MySQL to Azure Database for MySQL online migrations is now available
- Azure Data Box Disk | Data Box Disk is now generally available(GA)and Blob Storage on Azure Data Box is in preview
- Azure Database Migration Service | Support for SQL to Azure SQL Database online migrations is now available
- Azure SQL Database | Additional compute levels added to vCore-based Azure SQL databases and elastic pools
Enterprise Mobility + Security より
Automating Security workflows with Microsoft’s CASB and MS Flow
- Microsoft の CASB および MS Flow を使用したセキュリティワークフローの自動化
- Microsoft Cloud App Security は、Microsoft Flow と統合され、一元的なアラートの自動化とカスタムワークフローのオーケストレーションが可能になります。
Intune Customer Success より
Support tip: ADMX-backed admin templates in preview
- サポートのヒント:プレビュー内の ADMX を基にした管理用テンプレート
- Intune の公開プレビューで ADMX を基にした管理用テンプレートをリリースしました。モバイルデバイス管理(MDM)ポリシー構成は、Windows 10、バージョン1703をリリース以降、Windows に組み込まれています。Intune のプレビューでは、ポリシー設定サービスプロバイダー(CSP)を介して、Windows PC 用の選択されたグループポリシー管理用テンプレート(ADMX-Backed ポリシー)にテンプレートアクセスできます。この拡張されたアクセスにより、企業はクラウド内のデバイスのセキュリティを危険にさらす必要がなくなります。
New Tenant Status Blade in Intune
- Intune の新しいテナントステータスブレード
- Intune の最新リリースでは、積極的なテナント管理を支援するために、"https://portal.azure.com" の [ヘルプとサポート] の下にまったく新しいブレードを追加しました。タブには 「テナントステータス」 ページというラベルが付いており、次のものが含まれています。
- テナントの詳細 - MDM 認証機関や現在のサービスリリースは何かなど
- コネクタのステータス - APNS を最後に更新した日時や Auto Pilot の最終同期日など
- Intune サービスヘルス("portal.office.com" から Intune のヘルスステータスを提供)
- Intune ニュース(Intune メッセージセンターの投稿も "portal.office.com"の情報)
Ask the Network & AD Support Team より
2019年1月8日の更新プログラムを適用すると、ファイルサーバーへの通信が不可能となることがある
- 2019年1月8日の更新プログラムをファイルサーバーへ適用すると、そのファイルサーバーへのアクセスに失敗することがあるという問題が判明しましたので、本ブログで問題の内容と回避策をご案内
Azure 課金・サブスクリプションサポートチームブログより
CSP のパートナーセンター PowerShell を使ってみよう
- CSP のパートナー センター PowerShell についてご案内
Cloud Perspectives より
Curing diseases and delivering effective treatments with the cloud
- ・病気の治療とクラウドによる効果的な治療法の提供
- アルツハイマー病やパーキンソン病など、世界で最も不可解な病気のいくつかを治そうとしている研究者たちは、クラウドの中で新しいエキサイティングな機会を発見しています。膨大な初期投資や継続的なコストの負担をかけずに、膨大な量のコンピューティング能力に瞬時にアクセスすることができるため、医療機関が複雑な疾患を研究し、革新的な新しい治療法を開発することが容易になります。これは、より正確で効果的な医療の時代へと導いています。
Official Microsoft Blog より
Microsoft at NRF: Delivering on the promise of intelligent retail
- Microsoft at NRF: インテリジェントリテールの約束を実現する
- 世界最大の小売会議である National Retail Federation(NRF)の紹介。
Cloud and Server Product Japan Blog より
クラウドへの移行を促進する Azure Migrate と Azure Site Recovery の新機能
- 2019年1月8日に投稿された New Azure Migrate and Azure Site Recovery enhancements for cloud migration の翻訳
MS クラウドニュースまとめ – GitHub Enterprise の販売を開始 他(2019年1月9日)
- 2019年1月9日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for January 9, 2018 の翻訳
サーバーレスメッセージングとビッグデータの仮想ネットワークサービスエンドポイント
- 2018年12月19日に投稿された Virtual Network Service Endpoints for serverless messaging and big data の翻訳
イベント開催のご案内 | 2019/1/7号
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。