本文へ移動します

導入事例:鹿島建設株式会社様

Microsoft Office 365 導入・運用支援サービス、ADFS on Cloud

鹿島グループ全体として、IT の安全かつ効率的な利活用を図るため、29社/2万人のメール環境を Office 365 に移行することを決断。我々の厳しい要求に唯一応えてくれたのが、大規模導入に豊富な実績を持つソフトバンク・テクノロジーでした。

鹿島建設株式会社様
導入のポイント
  • エンタープライズ企業に対する豊富な Office 365 導入・運用サポート実績
  • グループ会社のコミュニケーション基盤の統一による生産性向上と、ユーザーの利便性向上による業務効率化を実現
  • 構築3ヶ月・移行2カ月の大規模導入を成功させる高水準なプロジェクト管理
企業情報
お客様名 鹿島建設株式会社
業種 建設・住宅・不動産業
企業規模 5001人以上
目的・課題 クラウド活用 , 社内システム構築 , セキュリティ強化
キーワード Active Directory , Microsoft 365(Office 365/EMS) , グループウェア

抱えていた課題、解決したかったこと

全社的なコミュニケーション強化を目的に導入を決断
オールインワンのコミュニケーション基盤「Office 365」

角川 友隆氏
鹿島建設株式会社
IT ソリューション部
グループ長
角川 友隆氏

「100年をつくる会社」を企業理念に掲げ、国内外における数々のビッグプロジェクトにその名を残す鹿島建設株式会社。

同社では近年、さらなる成長に向けたグループ経営基盤の強化を図っており、その一環として「 IT 中期方針」を策定。グループ内の情報共有基盤の結合による利便性の向上と運用コストの削減を実現するべく、クラウドサービスを活用した IT インフラ環境の整備を進めている。

こうした状況のなか、新たな情報共有基盤として大手企業への豊富な導入実績や柔軟な拡張性を有する Office 365 の利用検討を開始。これまでグループ各社が独自に運用していたメール環境を Exchange Online に一本化することを第一の課題とし、導入ベンダーの選定に着手した。

  • クラウドサービスを活用したシームレスなコミュニケーション基盤の構築
  • グループ各社で独自に運用しているメールシステムの運用負荷軽減が課題
  • 情報共有基盤の要として、豊富なサービスと信頼性に優れた Office 365 を選択


事例 PDF ダウンロードはこちら

導入の要件

2万ユーザーの短期移行を実現する唯一のベンダーとしてソフトバンク・テクノロジーを選択

鶴田 雅彦氏
鹿島建設株式会社
情報基盤グループ
課長
鶴田 雅彦氏

ベンダーの選定にあたり、前提としたのは実績面。導入実績だけではなく、万一のトラブルにも速やかに対応できる運用実績を重視した。加えて、同社が希望する Exchange Online の移行期間はおよそ構築3ヶ月・移行2カ月、対象は国内29社・2万ユーザーにも上る。この厳しい要求に対して辞退するベンダーも出るなか、唯一期待に応えたのが Office 365 の大規模導入実績を豊富に有するソフトバンク・テクノロジーだ。大規模かつ短納期である今回のプロジェクトを考慮し、事前に綿密なプランニングサービスを実施。正確な現状把握によるクリティカルな提案を可能にした。

選定に携わった同社メンバーからは、豊富な実績によるサービス分析の正確さ、担当者の深い製品理解、自社運用経験で培ったノウハウなど、信頼性において非常に高い評価を受けた。

  • 国内29社・2万ユーザーの移行を、約2カ月間で実現できる技術力と導入実績
  • 大規模かつ短納期であるプロジェクトの成功を裏付ける実績と高水準なプロジェクト管理を重視
  • 導入から運用フェーズにおいて関係者が信頼できる高品質で柔軟なサポート体制


事例 PDF ダウンロードはこちら

ソフトバンク・テクノロジーを選んだ理由

Office 365 の大規模・短期導入を成功に導く高度なプロジェクトマネジメント

村上 聡氏
株式会社カジマアイシーティー
IT 基盤サービス部
チーフ
村上 聡氏

本プロジェクトでは Office 365 に加え、認証基盤としてソフトバンク・テクノロジー独自サービスの ADFS on Cloud を導入。鹿島グループ各社の個別ドメインと Office 365 のアカウント連携について、ID 連携システムを独自に開発し、移行コストと期間の圧縮と、運用課題を解決したことも大きなポイントだったと語る。

一般的には、管理を一元化するために、多大な費用と時間を要してグループ内の Active Directory 統合を行うが、ID 連携システムによって、個別ドメインとシームレスな連携を可能とし、セキュアで拡張性の高い認証基盤を実現した点を評価しているという。

構築およびテスト期間を経た後、メール環境の移行については約2ヶ月という短期間で実現。その成功の裏には、ソフトバンク・テクノロジーの高度なプロジェクトマネジメントがある。全体 PM のもと、Office 365 や認証基盤、運用・保守など各分野で大規模導入経験を持つメンバーを選出し、強力なプロジェクト遂行能力を備えた体制を敷くことで、同社に「チーム力が凄い」と言わしめるほど的確かつスピード感のある対応を可能にした。

  • Office 365 のセキュアな活用のため、認証基盤として ADFS on Cloud を採用
  • 独自開発した ID 連携システムにより、移行期間とコストを大幅に圧縮し、一元管理を実現
  • 案件に最適な実績や経験を持つメンバーを厳選した強力なプロジェクト体制、独自サービス郡や高い技術力を評価

導入効果と今後の展望

円滑な Office 365 活用を支えるクライアントファーストのサポート対応に厚い信頼

横見 剣氏
株式会社カジマアイシーティー
IT 業務サービス部
アソシエイト
横見 剣氏

Office 365 導入における最初の課題である Exchange Online の移行に成功した同社では、すでに次の展開に向けて動き出している。建設現場での情報共有を目的に SharePoint Online でポータルサイトを構築、Skype for Business を利用した国内外のグループ会社とのコミュニケーションなど、今後もさらに Office 365 の活用領域を拡大させていく予定だ。

共有を前提とするクラウドサービスにはセキュリティの課題がつきものだが、同社はその点においても、実績に裏付けられたソフトバンク・テクノロジーの技術力やサポートに大きな期待を寄せている。また、Office 365 構築チームと連携したヘルプデスクに対する信頼も厚い。同社のシステムを熟知した構築メンバーと密に連携した、他ベンダーとは一線を画すサポートクオリティを実感しているという。

  • 問題の切り分けから一任できるヘルプデスクにより Office 365 関連のサポートを一元化
  • Office 365 の構築メンバーと連携したクライアントファーストのサポート対応を高く評価
  • SharePoint Online や Skype for Business など、Office 365 のさらなる活用拡大を予定

鹿島建設株式会社 様 SBT 集合写真
ソフトバンク・テクノロジー株式会社 堀山 雅充(写真 左端)、石野 賢(写真 右端)

この導入事例のPDF

事例PDFダウンロード

導入サービス

導入事例に関するお問い合わせ

本事例に関するお問い合わせ、ご不明点など
お気軽にご相談ください。

関連する導入事例

他の事例を探す

導入事例に関するお問い合わせ

本事例に関するお問い合わせ、ご不明点などお気軽にご相談ください。

ピックアップ

セミナー情報
クラウドエンジニアブログ
NOZ
メールマガジン登録