みなさま、こんにちは！石坂です。
先週1週間（2022/10/10-2022/10/16）分の Microsoft 365 の公開情報をお送りいたします。
コミュ二ケーションツールからセキュリティサービスまで様々なアップデート情報をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います！
今週のアップデート情報は以下の通りとなります。
それでは、ご覧ください。
「Microsoft 365 導入・運用支援サービス」はこちら
Microsoft 365 利活用を促進する「clouXion（クラウジョン）」はこちら
Microsoft 365 Updates の更新情報より
Introducing new AI enhancements in Microsoft 365 : New features coming to Microsoft Editor and more!
- Microsoft 365 に新しい AI の機能強化を導入する : Microsoft エディターに登場する新機能 !
- AI 校正機能 「 Microsoft エディター 」 の新機能が発表されました。
Microsoft エディターは、ユーザーが入力した文章をチェックしてスペルや文法のミスを指摘したり、より丁寧で明瞭な表現を提案してくれるツールです。
新機能として、AI による、より柔らかい代替表現を提案してくれる 「 トーン提案 」 の機能や、テキストを要約する機能などがパブリックプレビューとして公開される予定です。
Adaptive Card-based Loop components : Collaborate on live content in Teams and Outlook
- アダプティブカードベースのループコンポーネント : Teams と Outlook のライブ コンテンツで共同作業を行う
- Microsoft Teams のアダプティブカードは、Teams や Outlook で共通して使えるメッセージのデータフォーマットのひとつです。
アダプティブカードデザイナーを利用することで、画像やアクションボタンが付与されたメッセージカードを直感的に作成することが可能です。
ブログ内では、SAP HANA や Microsoft Viva Sales などのサービスを利用しているユーザーが、アダプティブカードデザイナーと「 Microsoft Loop コンポーネント (※) 」を組み合わせてデータ共有を円滑に行う利用シナリオが公開されています。
※ Microsoft Loop コンポーネント : チャット内に、表やタスクリスト、段落などのコンポーネントを挿入・共同編集できるツール
Track and act on your cloud emissions with the Emissions Impact Dashboard for Microsoft 365, now GA
- Microsoft 365 の排出量影響ダッシュボードを使用して、クラウドの排出量を追跡して対処する
- Microsoft 365 の排出量影響ダッシュボードが、一般提供されました。
このダッシュボードは、Exchange Online や Microsoft Teams などの Microsoft 365 アプリケーションの使用に関連して企業から排出される、温室効果ガスの量を測定するもので、ワークロードをクラウドに移行することによる環境への影響を測定するために使用できます。
ブログ内では、排出量影響ダッシュボードを利用することの利点や機能のインストール方法について紹介されています。
Taking screen sharing to the next level - Excel Live is rolling out worldwide
- 画面共有を次のレベルに引き上げる - Excel Live が世界中で展開中
- 今年10月より、Excel Live の一般提供がスタートしました。
Excel Live は、Microsoft Teams のミーティング内で Excel のワークブックをリアルタイムで共有、及び、参加者と共同編集できる機能です。
Excel Live は、Web 版のExcel for the Web からも共同編集を利用することが可能で、共同編集の機能の他に、共同編集時に並び替えやフィルタの変更を自身の画面だけに適用できる 「 Sheet Views 」 などの機能もサポートされます。
PowerPoint Live in Microsoft Teams is for everyone!
- PowerPoint Live in Microsoft Teams をすべての人のために！
- Teams を使ったビデオ会議でのプレゼンテーションを補助する「 PowerPoint Live in Teams 」の機能が強化されました。
今回の機能強化では、発表者がスライド内に形や場所を自由にレイアウトして、リアルタイムのカメラの映像を埋め込むことができる Cameo ( カメオ ) 機能の登場や、
スライドを拡大表示できる Magnifier (拡大鏡) 機能、発表者の音声を自動で字幕表示できるキャプション機能の追加や、スライドをハイコントラスト表示にする機能改善などが予定されています。
Microsoft Loop at Ignite 2022
- Microsoft Loop at Ignite 2022
- Ignite 2022 にて発表された、「 Microsoft Loop コンポーネント 」のアップデート内容や新機能についての情報が公開されました。
Loop コンポーネントは、投票フォーム、チェックリスト、タスクリストのコンポーネントを、Word 文書や Teams、Outlook 等のメッセージに挿入できる機能です。
新機能として、Loop アプリやアダプティブ カードのデザインをベースとした Loop コンポーネントの更新、Web 版の Word や Teams の whiteboard への Loop コンポーネント機能拡張などが予定されています。
Introducing new capabilities in Adoption Score for IT admins and adoption specialists
- IT 管理者および導入スペシャリスト向け導入スコアの新機能
- Microsoft 導入スコアの新機能についての情報が公開されました。
従来使用されていた Microsoft 生産性スコアに代わるツールで、Microsoft 365 ユーザーの生産性を定量的に把握する管理者向けツールです。
新機能として、「 Meetings 」ページでの会議インサイトの提供や、グループレベルの集計機能の追加、「 組織メッセージ 」によるメッセージ配信の機能に関する情報が公開されています。
What's new for Microsoft 365 admins at Microsoft Ignite 2022
- Microsoft Ignite 2022 での Microsoft 365 管理者向けの新機能
- 2022 年 10 月 12 日から 14 日にかけて開催された Microsoft Ignite 2022 では、今年発表された Microsoft 365 管理センターのさまざまな新機能が紹介されました。
新機能の例として、組織の増大するニーズに適切に対応するためのツールであるエクスペリエンス分析情報ダッシュボードや、導入スコアのグループレベル集計や組織メッセージなどがあります。 ブログ内では、Microsoft Ignite 2022 で公表された Microsoft 365 管理センターの新機能や 当日公開されたセッション内容を確認できます。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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