【定期便】5/4週 Azure の公開情報まとめ

みなさま、こんにちは！クラウドアーキテクトのワタナベです。

先週1週間（2020/5/4-2020/5/10）分の Azure の公開情報をお送りいたします。
パブリッククラウドは日々進化しており、1週間の内に新しい情報がたくさん生まれます。そのアップデート情報をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。

今週のアップデート情報は以下の通りとなります。
それでは、ご覧ください。

• ※ 当ブログにて記載しております Microsoft 社の Web サイトの URL については、Microsoft 社側のリダイレクトの仕組みにより、お客様の閲覧環境に沿ったページに自動的にリダイレクトされることがございます。
  原文を参照される場合は、リダイレクトされた URL の ja-jp などの文字列を en-us に変更することで閲覧いただけます。

Azure の更新情報より

• Azure Database for MySQL のプライベートリンクが 2つの米国政府の地域で利用可能に
  • Azure Database for MySQL の Azure Private Link サポートが、すべてのパブリッククラウドで一般利用可能になりました。さらに、プライベートリンクが 2つの Azure 政府リージョン (US Gov Arizona と US Gov Virginia) で利用できるようになりました。

• Azure Monitor ログ - テーブルのサイドペインに追加された改善
  • テーブルのサイドペインエクスペリエンスが大幅に強化され、Azure Monitor Logs がテーブルを整理して表示する方法が改善されました。

• Azure Site Recovery - ゾーンからゾーンへの災害復旧が利用可能になりました
  • Azure Site Recovery は、ゾーン間DRを使用して、Azure アベイラビリティーゾーンの仮想マシン (VM) に災害復旧 (DR) 保護を提供します。単一の Azure アベイラビリティゾーンが危険にさらされた場合、VM を同じリージョン内の別のゾーンにフェイルオーバーし、セカンダリアベイラビリティゾーンからそれらにアクセスします。ゾーン間 DR は、東南アジアと英国南部で利用できるようになりました。

• Maria Database for Azure Database のプライベートリンクが 2つの米国政府の地域で利用可能に
  • Maria Database for Azure Database の Azure Private Link サポートが、すべてのパブリッククラウドで一般利用可能になりました。さらに、プライベートリンクは、2 つの Azure 政府リージョン (US Gov Arizona と US Gov Virginia) でも利用できるようになりました。

• Azure ポータルから展開戦略を構成するための Azure DevOps の更新
  • Azure DevOps の更新により、Azure ポータル内から直接展開戦略を構成できるようになり、Azure パイプラインと Azure Repos のユーザーエクスペリエンスに対するいくつかの改善が含まれています。

• 複数のリソースにわたる変更を表示してナビゲートする
  • Azure Monitor のアプリケーション変更分析機能は、複数の Azure リソースにわたる変更をサポートするようになりました。

• Azure App Service および Azure Functions on Azure Stack Hub の更新が利用可能
  • Azure Stack Hub 上の Azure App Service のメジャーアップデートが利用可能になりました。更新ビルド番号は 87.0.2.10 です。

• Azure Virtual Network NAT が Azure 政府と Azure China で一般利用可能に
  • Azure Virtual Network NAT (ネットワークアドレス変換) が、Azure 政府と Azure China リージョンで一般利用可能になりました。NAT は、仮想ネットワークのアウトバウンド専用インターネット接続を簡素化し、仮想ネットワークの 1 つ以上のサブネットに対して構成できます。

• Azure Blob ストレージ - Blob インデックスがプレビューで利用可能になりました
  • Blob インデックスを使用して、Azure Blob ストレージ上のデータを記述する多次元オブジェクト属性を保存およびクエリします。Blob インデックスは、ネイティブオブジェクト管理とフィルタリング機能を提供するマネージドセカンダリインデックスであり、データに設定された属性タグに基づいてデータを分類および検索できます。

• Azure Sphere アップデート 20.04 が利用可能になりました
  • Azure Sphere 20.04 の更新が小売フィードで利用可能になりました。Azure Sphere OS の 20.04 リリースには、EAP-TLS ネットワークと証明書管理をサポートする新機能が含まれています。

• Azure Database for PostgreSQL の Azure Private Link が Azure 政府のリージョンに登場
  • Azure Database for PostgreSQL の Azure Private Link サポートは、2つの Azure 政府リージョン (US Gov Arizona と US Gov Virginia) で利用できるようになりました。

• Azure Monitor ログで複数のリソースを選択する
  • Azure Monitor Logs は、スコープ全体で同じタイプの複数のリソースの選択をサポートするようになりました。

• 新しい Azure VMware Solution をプレビューで提供
  • Azure VMware Solution は、既存のオンプレミスの VMware アプリケーションを Azure にシームレスに拡張または移行することを可能にします。新しいソリューションのプレビューは、米国の東欧および西欧の Azure リージョンで最初に提供されます。新しい Azure VMware Solution が一般利用できるようになるのは 2020年の後半で、その時点では、より多くのリージョンに拡大されると予想しています。Azure VMware Solution の各リージョンでの展開に関する計画は、開示され次第、公開していきます。

• Azure SQL マネージドインスタンスの SCOM 管理パックが利用可能になりました
  • SQL マネージドインスタンス用の System Center Operations Manager (SCOM) 管理パックがプレビューで利用できるようになりました。これを使用して、クラウド内の SQL マネージドインスタンスの監視と共に、オンプレミスとデータセンターのリソースのハイブリッド監視ソリューションを構築します。

• Azure AP I 管理の更新 — 2020年 5月
  • 2020年 5月 5日に定期的な Azure API 管理サービスの更新が開始され、新機能、バグ修正、変更、およびその他の改善が含まれています。API 管理サービスがアップデートを受け取るまでに 1週間以上かかる場合があります。

Microsoft Azure Blog より

• Azure VPN が組織でリモート作業を拡張する方法
  • この数週間、数ヶ月間、世界的なパンデミックに対処してきましたが、パンデミックが世界中の人々の生活に与えた影響については疑いの余地がありません。リモートワークへのシフトは世界的なパンデミックの影響の一つであり、私たちは世界中の組織から、従業員の安全とコミュニティの安全のために、より多くの従業員がリモートワークを可能にする方法を模索しているという話を聞きました。このシフトに伴い、私たちは、従業員が大規模に接続された状態を維持するための支援を行う際に企業が直面する一般的なインフラストラクチャの課題に対処するための取り組みを行っています。

• Minecraft Earth と Azure Cosmos DB パート1：Minecraft を現実世界に拡張する
  • この記事は 2部構成のシリーズの第1部で、組織がどのように Azure Cosmos DB を使用して実世界のニーズに応えているのか、そしてその違いについて説明します。パート 1では、Minecraft Earth のサービス開発者が Azure Cosmos DB を選択するきっかけとなった課題を探り、世界中のすべてのプレイヤーが行ったほぼすべてのアクションを超低遅延でキャプチャするためにどのように Azure Cosmos DB を使用しているのかを説明します。パート 2 では、ソリューションのワークロードと Minecraft Earth のサービス開発者が Azure Cosmos DB 上に構築することでどのように利益を得ているかを検証します。

• 次世代の Azure VMware Solution のプレビューを発表
  • 本日、Microsoft は次世代の Azure VMware Solution のプレビューを発表いたします。このサービスは Microsoft によって設計、構築、サポートされており、VMware 社によって承認されています。

• Minecraft Earth と Azure Cosmos DB パート 2：ターンキーの地理的配信を配信する
  • この記事は 2部構成のシリーズのパート 2 です。パート 1 では、Minecraft Earth のサービス開発者が Azure Cosmos DB を選択した背景にある課題を探り、世界中のすべてのプレイヤーが行ったほぼすべてのアクションを超低遅延でキャプチャするためにどのように Azure Cosmos DB を使用しているかを紹介しました。パート 2 では、ソリューションのワークロードと Minecraft Earth のサービス開発者が Azure Cosmos DB 上に構築することでどのように利益を得ているかを検証します。

• Azure Storage の BLOB インデックスを使用したデータの管理と検索 - プレビュー開始
  • BLOB インデックスは、マネージド セカンダリ インデックスの一種であり、多次元オブジェクト属性を格納して、Azure Blob Storage のデータ オブジェクトについて記述できます。この機能をプレビューで使用できるようになりました。BLOB ストレージ上に構築された BLOB インデックスは、すべてのワークロードに一貫した信頼性、可用性、パフォーマンスを提供します。BLOB インデックスのネイティブ オブジェクト管理とフィルター機能により、データに設定された属性タグに基づいてデータを分類および検索できます。

Intune Customer Success より

• サポートのヒント：保留状態の Intune 共同管理 Windows 10 デバイスアプリ
  • 最近、共同管理（Windows 10 デバイスに Configuration Manager クライアントがあり、Intune に登録されている場合）を使用しているお客様から、ユーザーがインストールをクリックした後に Intune 管理コンソールにアプリが予期せず保留中と表示されたり、Company Portal アプリにダウンロードが保留中と表示されたりするというサポート事例をいくつかいただきました。本記事では、アプリが「保留中」の状態になる最も頻度の高い2つの理由を紹介します。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。