【定期便】4/6週 Azure の公開情報まとめ

みなさま、こんにちは！クラウドアーキテクトのワタナベです。

先週1週間（2020/4/6-2020/4/12）分の Azure の公開情報をお送りいたします。
パブリッククラウドは日々進化しており、1週間の内に新しい情報がたくさん生まれます。そのアップデート情報をまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。

今週のアップデート情報は以下の通りとなります。
それでは、ご覧ください。

• ※ 当ブログにて記載しております Microsoft 社の Web サイトの URL については、Microsoft 社側のリダイレクトの仕組みにより、お客様の閲覧環境に沿ったページに自動的にリダイレクトされることがございます。
  原文を参照される場合は、リダイレクトされた URL の ja-jp などの文字列を en-us に変更することで閲覧いただけます。

Azure の更新情報より

• Azure Data Lake Storage の Storage Analytics ログが一般提供になりました
  • ストレージ操作の監視と問題の診断に役立つ Azure Data Lake Storage の Storage Analytics ログの一般提供を発表しました。これらのログは、成功したリクエストと失敗したリクエストに関する詳細情報を提供します。

• Azure Monitor Application Insights がプレビューになりました
  • Azure Monitor Application Insights でコードを変更せずに、あらゆる環境で Java アプリケーションを監視します。新しいコードレス Java エージェントのプレビューが利用可能になりました。

• 2020年 5月 11日までにセルフホステッド統合ランタイム ノードを TLS 1.2 に更新する
  • 2020年 5月 11日までにトランスポート層セキュリティ (TLS) 1.2 を使用するようにコントロール プレーン アクション用に Azure Data Factory バックエンドと通信する、セルフホステッド統合ランタイムを実行しているサーバーまたはマシンを更新します。

• Azure Sphere アップデート 20.04 が互換性テストで利用可能になりました
  • Azure Sphere アップデート 20.04 が、小売評価フィードから評価できるようになりました。小売評価期間には、下位互換性テストのための 14 日間が用意されています。この間、アプリケーションとデバイスがこのリリースで適切に動作することを確認してから、小売フィードを介して広く展開してください。

• Azure Monitor Logs の新しいワークスペースエクスペリエンスの作成
  • Azure モニターログのワークスペースの作成エクスペリエンスがモダナイズされ、新しいフルスクリーンの作成エクスペリエンスが提供されます。

Microsoft Azure Blog より

• Intel®Optane™ を備えた次世代の SAP HANA ラージインスタンスが TCO を削減
  • Microsoft Ignite 2019 で、インテル ®Optane™ 永続メモリ (PMem) をサポートする第 2 世代 Intel Xeon スケーラブルプロセッサー (正式には Cascade Lake) を搭載した新しい SAP HANA ラージインスタンスの一般提供を発表しました。

• イノベーションの加速：Azure Sphere から始めて IoT ソリューションを保護する
  • 農業からヘルスケアまで、IoT はあらゆる業界で機会を提供し、生産性と効率性の向上、コストの削減、さらには新しいビジネスなど、大きな利益を提供します。

• Azure Cognitive Search の段階的強化の紹介
  • インクリメンタルエンリッチメントは Azure Cognitive Search の新機能であり、宣言的なアプローチでデータのインデックスを作成します。インクリメンタルエンリッチメントをオンにすると、スキルが進化し続けていても、最低限のコストでドキュメントエンリッチメントが実行されます。

• Kubernetes クラスターに対する大規模な暗号通貨マイニング攻撃を検出する
  • このブログでは、Azure Security Center によって最近発見された、Kubernetes クラスターに対する最近の大規模な暗号通貨マイニング攻撃について説明します。これは、Azure Security Center が Kubernetes クラスターを脅威から保護するのに役立つ多くの例の 1つです。

• Azure Monitor ソースマップサポートを使用して JavaScript エラーをデバッグする
  • Azure Monitor の新しいソースマップのサポートにより、開発者が JavaScript アプリケーションを監視、診断、およびデバッグできるようにするツールの数が増えています。

• マイクロソフトが 2020 SAP® Pinnacle Award を受賞：パブリックおよびプライベートクラウドプロバイダーパートナーオブザイヤー
  • SAP が最近、マイクロソフトをパブリックおよびプライベートクラウドプロバイダーの 2020 SAP® Pinnacle Award カテゴリーの年間最優秀パートナーに指名したことをお伝えします。SAP はこれらの賞を毎年、SAP とのパートナーシップの開発と成長に優れ、顧客の運営を支援する優れたパートナーに授与しています。複数のカテゴリの受賞者とファイナリストは、SAP フィールドからの推奨事項、顧客からのフィードバック、およびパフォーマンス指標に基づいて選ばれました。

• 製造業におけるデジタル変革の加速
  • デジタルトランスフォーメーションは、工場の機械、サプライチェーンの資産、または顧客が使用している製品からデータを収集することから始まります。このデータを他のビジネスデータと組み合わせ、モデル化および分析して、実用的な洞察を得ることができます。3 つのメーカー (Festo、Kao、AkzoNobel) を見て、それぞれがどのように IoT、機械学習、AI などのテクノロジーを使用してデジタル変革を加速しているかを見てみましょう。

• コンテンツプロデューサーとクリエーターがリモートで作業するのに役立つソリューションとガイダンス
  • グローバルなヘルスパンデミックは、規模に関係なく、地球上のすべての組織、従業員、およびそれらがサービスを提供する顧客に影響を与えています。社会的距離と配置されている注文の避難所に重点を置くことは、事実上すべての産業とビジネスの形態を混乱させました。メディア＆エンターテインメント (M＆E) 業界も例外ではありません。本ブログでは、コンテンツプロデューサーとクリエーターがリモートで作業するのに役立つソリューションとガイダンスについて記載します。

Enterprise Mobility + Security より

• Azure ATP が SMBGhost を検出するようになりました
  • SMB の脆弱性 CVE-2020-0796 は、「SMBGhost」または「コロナブルー」とも呼ばれ、数日前に公開されました。この CVE は、SMBv3 (3.1.1) が SMBv2 圧縮要求を処理する方法でバッファ オーバーフローの脆弱性が発生するため、リモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性は、Windows 10 および Windows Server 2019 バージョン 1903 および 1909 に影響を及ぼします。

Intune Customer Success より

• アプリ保護ポリシーと Outlook モバイルでの共有/委任メールボックス
  • Outlook mobile の共有および委任メールボックスシナリオのサポートに関する質問を定期的に受けますが、特に Intune アプリの保護ポリシーが適用されている場合には、そのような質問を受けることがあります。

Official Microsoft Blog より

• ようこそ 2020 マイクロソフトのインターン - 仮想インターンプログラムを発表
  • マイクロソフトでは、COVID-19 パンデミックと戦うために世界が集まる中で、私たちがどのように働き、生き方をしているかについて「新しい正常」を受け入れています。従業員、インターン、その家族の健康と安全は私たちの最優先事項であり、オンラインでの対面体験をシフトし、新しい課題に対する創造的な解決策を見つけるために協力することを意味します。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。