7/6 に Azure Service Health がプレビューとなりました。
このサービスにより、Azure におけるサービスに関する問題を Azure Portal などから確認できます。
このサービスでは Azure の障害だけではなく、当ブログで6/23 に紹介した [仮想マシンのメンテナンス予定の通知] を行う機能もあります。
以前の記事の機能では、メンテナンス予定を取得するために、仮想マシン上でスクリプトを書いたり、スケジュール実行の設定をしたりしなければならなかったですが、Azure Service Health を使用することで Azure Portal 設定ができるようになり、導入負荷が下がっています。
確認方法は簡単です。
まず、サービス一覧から、カテゴリ「その他」の「サービス正常性」をクリックします。
次に「計画済みメンテナンス」を選び、リージョンとサービスを選択します。
これでメンテナンスが予定されていれば、情報が表示されます。
画面を取得した際はメンテナンスが予定されていないためなにも表示されませんでした。
ちなみに「サービスに関する問題」では、障害情報も確認できます。
障害の履歴も後から確認することができます。
もちろんメールなどによる通知設定を行うことも可能です。
Azure Service Health で取得したメンテナンス予告や障害情報を通知するには、Azure Monitor を使用します。
サービス一覧から、カテゴリ「監視 + 管理」の「モニター」をクリックします。
最初のステップで通知方法を定義する「アクション グループ」を作成します。
メニューの「アクション グループ」から「アクション グループの追加」をクリックします。
次にアクション グループの定義をします。
任意の「アクション グループ名」および「短い名前」を設定後、「アクション」で通知の方法を定義します。
アクションでは、下記の3つのアクションタイプから通知方法を選択できます。
通知方法の設定が完了したら、どの情報を通知するかを設定します。
メニューの「アラート」から「アクティビティ ログアラートの追加」をクリックします。
「アクティビティ ログアラートの追加」画面で設定を行います。
あとは「OK」を押して、メールを待つだけです!
(いや、来ないほうがいいんですけどね...)
次回予告