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セキュリティリサーチャーの辻伸弘が「警視庁サイバーセキュリティアドバイザー」に2期連続で就任


SBテクノロジー株式会社

SBテクノロジー(以下「当社」)は、セキュリティリサーチャーの辻伸弘が、2022年度から2期連続で警視庁サイバーセキュリティ対策本部より「警視庁サイバーセキュリティアドバイザー」の委嘱を受け、就任しましたことをお知らせいたします。任期は、2024年10月4日から2年間となります。

「サイバーセキュリティアドバイザー」は、深刻化するサイバー空間の被害に対応するため、高度かつ専門的な知識・技術を有し、民間企業などにおいて著名な功績を収めている人物に、警視庁が委嘱するもので、これまで辻は、警視庁と連携しサイバー犯罪捜査や被害防止の情報発信、人材育成などに取り組んでまいりました。

■これまでの辻の取り組み

  1. 勉強会
    原則月に1回訪問し、警視庁内の各課の方々に出席いただき、「不正競争防止法違反事件(営業秘密侵害犯)などの企業内部不正」や「ランサムウェアの脅威に関する情勢」などをテーマに開催してきました。その他、辻が講師として話すだけではなく、各課の持ち回りで取り組んでいる業務について情報共有を行いました。これまでの2年間で実施した勉強会は延べ14回です。
  2. 情報提供と相談
    辻がリサーチした事案(例えば「海外捜査機関における犯罪捜査手法に関する情報提供」や「悪用されている脆弱性及び攻撃可能と考えられる対象に関する情報提供」など)に関して情報共有を行うことに加え、個別にいただいた質問について対応を行いました。
  3. 対外発信
    警視庁が事案を通じて得た情報について、市民の方に役立つ情報を対談形式で発信しました

■辻伸弘 アドバイザー受嘱コメント

この度、警視庁サイバーセキュリティアドバイザーの再委嘱をいただけたこと、大変嬉しく思っております。ただ、2期連続ということは、これまで通りのことを続ければいいというものでは決してなく、これまで以上の結果を求められて然るべきであると考えております。そのためには、アドバイザーを勤めたこれまでの2年間で感じた課題を踏まえた上で変化をし、警視庁内に留まらず警視庁という組織を通じてより多くの方にサイバーセキュリティの重要性を分かりやすく伝えていこうと思っています。
私事ではあるのですが、警察は私が幼い頃のヒーローでした。そのヒーローがより活躍できるよう、これから2年間その横でサポートできればと決意を新たにし、気を引き締めてまいります。

本件に関する問い合わせ先

●SBテクノロジー株式会社 広報部
E-mail:sbt-press@tech.softbank.co.jp