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当社が管理する自治体情報セキュリティクラウドの障害について(第二報)


SBテクノロジー株式会社

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SBテクノロジー株式会社(以下当社)は、8月8日4時27分から自治体情報セキュリティクラウドのインターネットアクセスサービスおよびメールサービスが利用できない障害(本障害)が発生しておりましたが、14時30分より順次復旧し8月9日1時30分頃に全面復旧を確認いたしました。障害の概要、障害発生から復旧までの経緯、障害箇所についてご報告いたします。

お客様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑おかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます。

1.障害の概要

影響時間:8月8日(月)4時27分~8月9日(火)1時30分頃
影響範囲:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、新潟県、栃木県、佐賀県、長崎県の9県および各市町村の自治体職員約19万人が利用するインターネットアクセスサービス、メールサービス

2.障害発生から復旧までの経緯

8月8日(月) 4:27 ネットワークを構成する通信機器および仮想化基盤にて障害が発生し、インターネットアクセスサービス、メールサービスが利用できなくなる。
5:41 自治体向けサービスポータルにて影響のあった各県、市町村および団体様向けに障害通知を実施。
6:20~ 運用管理システムとの通信が不通となったため、弊社作業員がデーターセンターへ緊急入館し、調査を開始。障害の発生原因が、不正アクセスによるものではないことを確認。ネットワークを構成する通信機器および仮想化基盤やメールシステムの状況を個別確認しましたが、異常が見つからず、通信機器の再起動およびバックアップへの切り替え、仮想化基盤のクラスター再構成を実施。
14:30~ インターネットアクセスサービス、メールサービスが順次復旧。
8月9日(火) 1:30頃 各県および各市町村のインターネットアクセスサービス、メールサービスの復旧を当社にて確認。

3.障害箇所について

 
ネットワーク概略図

メール送受信は、ファイアウォールからDMZスイッチを通り、メールリレーサーバから送信先へ配送されます。その際、メールリレーサーバはDMZスイッチからサーバ集約スイッチを経由してスパム等隔離サーバとの通信を行っております。
インターネットを閲覧する際は、ファイアウォールからサーバ集約スイッチ、プロキシサーバを経由した後、再びサーバ集約スイッチを通り、ファイアウォールからインターネットに接続します。

これらの経路の集約点であるサーバ集約スイッチに障害が発生したことにより通信が断たれたため、メールの送受信および、インターネット閲覧ができなくなりました。

本障害については引き続き調査を行い、再発防止策を検討してまいります。

本件に関する問い合わせ先

●SBテクノロジー株式会社 コーポレートコミュニケーショングループ 吉田
E-mail:sbt-pr@tech.softbank.co.jp
Tel : 03-6892-3063 (平日9:00~17:45)