~Webアクセスログ連携により精度の高い検知が可能に、シャドーITの対応優先度を即座に判断~
SBテクノロジー株式会社
SBテクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:阿多 親市、以下 SBT)は、社内のSaaS利用状況を可視化し一元管理するサービス「SaaSパトロール」において、エムオーテックス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:宮崎 吉朗)が提供する統合エンドポイントマネジメント「LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版(以下、エンドポイントマネージャー オンプレミス版)」との連携を開始しオプションメニューとして追加しました。あわせて、組織のシャドーIT(IT部門が把握できていないサービス利用)を含めたサービス検知結果を可視化する分析ダッシュボード機能を提供開始したことをお知らせします。
■SaaSパトロールについて
SaaSパトロールは、メールやWebアクセスログ※1から社内で利用されているSaaSの検知を行い、管理画面上で検知したサービスやユーザー(社員)の許可状況などを管理・可視化できるサービスです。これにより、シャドーITの検知やユーザーごとのサービス利用状況の管理を行うことが可能となり、情報セキュリティ担当者の負荷を抑えながら、セキュリティリスクの軽減を実現します。
■ LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版とのWebアクセスログ連携
今回、業界での高いシェアを誇るエンドポイントマネージャー オンプレミス版との連携により、既存のエンドポイントマネージャー オンプレミス版 のWebアクセスログを基に、社内で利用されているサービスの検知が可能になり、ユーザーごとのサービス利用有無や、過去30日間にわたる利用頻度を可視化できるようになります。ユーザーのPC端末から直接Webアクセスログを取得するため、テレワークなどの社内ネットワークを経由しないアクセスにおいてもログを取得でき、より精度の高いサービス検知が可能になります。
■分析ダッシュボード機能
本機能では、お客様がSaaSパトロールに登録したサービスやその許可ユーザー情報とWebアクセスログから収集した実際の利用状況を突合・分析し、一覧で表示します。これにより、分析や集計に時間を掛けずシャドーITの把握や適切なユーザー管理などの情報セキュリティ担当者の業務をサポートします。
ダッシュボード上では、許可されたサービスが適切に利用されているかを判断するための指標を、組織全体やユーザー、サービスごとに可視化します。未許可のサービス利用やアカウントの削除漏れなどが可視化され、対応の優先度を一目で判断できるようになります。
■価格
基本機能
左右にスクロールしてご覧ください。
価格 | 提供機能 |
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8万円/月(税別) |
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オプション:LANSCOPE エンドポイントマネージャー 連携
左右にスクロールしてご覧ください。
価格 | 提供機能 |
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10万円/月(税別) |
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■サービスページ
https://www.softbanktech.co.jp/service/list/saaspatrol
■エムオーテックス株式会社 代表取締役社長 宮崎 吉朗氏からのコメント
近年、企業内でSaaSの利用が加速する一方、IT部門が把握・管理できていないSaaSが増え、情報漏えいなどのセキュリティリスクが高まっています。そのため、企業や組織が利便性を落とさずセキュリティを担保するには、これらのセキュリティリスクを把握し、適切に管理することが重要です。今回のSaaSパトロールとLANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版との連携により、シャドーITの把握や適切なユーザー管理を行うことで、より網羅的な管理が可能となります。今後もエムオーテックスはSBテクノロジー株式会社様と共に、お客様の課題解決を支援してまいります。
■今後の展望
検知できるサービスの種類や検知範囲を拡大していく予定です。またダッシュボードにおいては、SBTのセキュリティアナリストの知見を盛り込み、リスク判断に必要となるより高度な分析結果の可視化に向けて、機能拡充を図ってまいります。
今後も情報セキュリティ担当者の業務効率化、セキュリティ対策強化に向けてサービスを拡充させてまいります。
※1:Webアクセスログは、SKYSEA Client View オンプレミス版 またはLANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版との連携によって提供するオプション機能です。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
●SBテクノロジー株式会社 広報部
E-mail:sbt-press@tech.softbank.co.jp