IoT機器のセキュリティを強化する「セキュアIoTプラットフォーム(R)」をウェアラブルIoTブランド「hamon(R)」を展開するミツフジが採用

電子認証による安心安全なIoT機器管理の実現


ソフトバンク・テクノロジー株式会社
サイバートラスト株式会社
ミラクル・リナックス株式会社

ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:阿多 親市、以下、SBT)、サイバートラスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:眞柄 泰利、以下、サイバートラスト)、ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 達雄、以下、ML)は、米ラムバスと基本合意した「セキュアIoTプラットフォーム(R)」が、ミツフジ株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:三寺 歩、以下、ミツフジ)の提供するウェアラブルIoTブランド「hamon(R)」に採用されたことを発表します。

今回の「セキュアIoTプラットフォーム(R)」の採用により、「hamon(R)」における機器の特定・認証および取得データの安全な収集・管理が強化されます。 ※「セキュアIoTプラットフォームR」の詳細はこちらをご確認ください。

今後、3社とミツフジは、2018年初頭にリリース予定となる「hamon(R)」のWi-Fi型トランスミッタへの「セキュアIoTプラットフォーム(R)」の実装に向けて、開発を行ってまいります。

従業員体調変化の“見える化”とその予兆管理

「セキュアIoTプラットフォーム(R)」の採用
ミツフジは、繊維からクラウドまでをトータルで提供するウェアラブルIoT企業です。西陣織の技術から生まれた銀メッキ導電性繊維「AGposs(R)」の開発・製造・販売から、ウェアラブルIoTブランド「hamon(R)」を中心としたトータルサービスによる、従業員体調管理、健康経営管理など、極めて高い機密性が求められる個人情報を扱うソリューションを提供しています。
「hamon(R)」では従来、着衣型生体センサーから取得したデータを、Bluetoothによりスマートフォン経由でクラウドに収集していましたが、今後リリースされるWi-Fi型トランスミッタによって、スマートフォンを経由せずに直接クラウドにデータを送れるようになり、より幅広い環境で、柔軟な利用が可能となります。
その一方で、外部ネットワークからの脅威を防ぐため、脆弱性の対応としてソフトウェア更新や端末認証などのセキュリティ強化の仕組みが必要になります。
今回、「セキュアIoTプラットフォーム(R)」によって、Wi-Fi型トランスミッタの製造段階から電子認証情報をセキュアに格納し、認証システムと連携することで、真正性の確認が取れている機器へのみクラウドサービスを提供できるようになるほか、OTA(Over the Air)で、更新ソフトウェアが安全に配信される仕組みを実現します。

「Microsoft Azure」の採用
本システムでは、高い信頼性と柔軟性に注目し、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム 「Microsoft Azure」を採用します。これに伴い、2017年9月1日開催の日本マイクロソフト株式会社主催「Japan Partner Conference 2017 Tokyo ~ Inspire Japan!」東京会場のキーノートで本システムについて発表を行います。
今回の発表に際して、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 高橋 美波 氏は 「ミツフジ様の最先端のウェアラブルデバイスとソフトバンク・テクノロジーグループの安心安全なIoTプラットフォームの融合により、日本発のIoTビジネスのイノベーションが起こることに期待いたします。また当社もMicrosoft Azureによりこのサービスの実現に貢献できることをうれしく思います」と語っています。

ミツフジについて
ミツフジは1956年に西陣織の職人による織物工場として創業しました。
その後、新規事業展開として銀メッキ繊維の開発・製造・販売し、ウェアラブル電極センサーを自社にて開発に成功しました。 今日では、ウェアラブルIoT製品向け導電性繊維「AGposs(R)」およびウェアラブルIoT製品「hamon(R)」の開発・製造・販売などが柱となる事業に成長し、世界で唯一繊維からクラウドまでの一貫製造・サービス提供を行うことができる、日本発のウェアラブルIoTの世界標準化に挑戦する企業となりました。
創業60年を超えた今、伝統に裏打ちされた技術と最先端のウェアラブルIoT技術を融合させた製品を通して、様々な社会課題の解決を目指しています。
ミツフジに関する詳細は下記のURLをご参照ください。
https://www.mitsufuji.co.jp/

本件に関する報道機関からの問い合わせ先

○ソフトバンク・テクノロジー株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーショングループ
Mail:sbt-pr@tech.softbank.co.jp