ソフトバンク・テクノロジー株式会社
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:阿多 親市、以下SBT)は、2015年11月18日より、最新版の Office アプリケーションがユーザー単位で提供され、複数のデバイスで利用することができる Office 365 ProPlus の展開支援サービスの提供を開始しましたので、お知らせします。
主なポイント
情報システム部門・ユーザーの負担を大幅に削減する「Office 365 ProPlus 展開支援サービス」
Word や Excel などの Office は多くの企業で採用されており、PC、Mac、タブレット端末などさまざまなデバイス上で利用されています。昨今、脆弱性を狙った攻撃への対策や、コンプライアンス強化の一貫として、Office のバージョン標準化や更新プログラムの即時適用など、これまで以上に素早い対応と管理が必要となってきました。情報システム部門では、このような対応を実現するために運用負荷が高くなりがちですが、Office 365 ProPlus を利用することで、Office の最新版を自動的にインストールできるようになり、社内 Office の標準化やコントロールの負荷を低減できます。
Office 365 ProPlus 導入時は、情報システム部門が Office 標準化や運用ポリシーの検討、ユーザー向けインストールマニュアルの作成やインストール時のサポート対応が必要であり、ユーザーも、Office 365 ProPlus のインストールや設定作業が発生します。これまで、SBTでは、このようなニーズに対して、情報システム部門がファイルの置き場所を指示し、ユーザーがファイルを1クリックするだけで作業が完了する簡易プログラムを開発し、提供してきました。これにより、お客様の導入作業の負担を約90%軽減することができます。
今回、SBTでは、Office 365 ProPlus 導入支援のニーズが増加してきたことを受け、個別対応してきたノウハウをサービス化し、発売を開始しました。
Office 365 ProPlus 展開支援サービスの概要
Office 365 ProPlus の導入においては、旧バージョンの Office 利用を継続するのかどうかの選定や、Excel などで利用しているマクロ(簡易プログラム)が新バージョンの Excel で動作するのか事前にチェックする必要があるなど、お客様ごとに最適な導入方法が異なります。
それぞれのお客様に最適な方法で導入を支援するサービスメニューを用意し、スクリプトと呼ばれるイントールファイルを作成します。ユーザーへの展開方法は、スクリプトをメディアで提供する方法と、ファイルサーバーに設置する方法があります。ソフトウェアの最新の状態の維持やセキュリティポリシーの設定などを包括的に管理するSCCM(System Center Configuration Manager)を導入している企業では、SCCMによる展開も可能です。
サービスメニュー
項目 | 詳細 | スクリプト展開 | スクリプト展開+Excel 共存 |
---|---|---|---|
作業内容 | 展開方法の設計 | ○ | ○ |
プログラム更新方法の検討 | ファイルサーバー or メディア | ファイルサーバー or メディア | |
Officeインストールスクリプトの提供 | ○ | ○ | |
Officeアンインストールスクリプトの提供 | ○ | ○ | |
新旧バージョンのExcel共存スクリプトの提供 ※1 | × ( 旧バージョンのExcelは利用しない ) |
○ ( 旧バージョンのExcelも併用可能 ) |
|
納品物 | Office 365 ProPlus設計シート | ○ | ○ |
Officeインストール用スクリプト | ○ | ○ | |
Officeアンインストール用スクリプト | ○ | ○ | |
テスト仕様書兼結果報告書 | ○ | ○ | |
旧バージョンのExcel削除スクリプト | × | ○ | |
Excelファイルの関連付け変更手順書 | × | ○ | |
展開の目安 | 約1ヶ月 | 約1.5ヶ月 | |
金額(税抜) | ¥ 1,000,000 ~ | ¥ 1,500,000 ~ |
オプションサービス マクロ解析 (互換性検証) ※2
項目 | 詳細 |
---|---|
内容 | これまで利用していたバージョンの Office に組み込んでいたマクロが、新バージョンの Office でも動作するかどうかの動作検証および報告 |
展開の目安 | 約1ヶ月~ |
金額(税抜) | ¥720,000~ |
SBTは引き続き、付加価値の高いサービスの提供を通じて、クラウド化によるワークスタイル改革を推進し、お客様のビジネスの発展に貢献してまいります。
本件に関する報道機関からの問い合わせ先
○ソフトバンク・テクノロジー株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーショングループ
Tel:03-6892-3063 / Mail:sbt-pr@tech.softbank.co.jp