ソフトバンク・テクノロジー株式会社
当社は、平成19年3月期通期決算において、下記のとおり投資有価証券評価損が発生することになりましたのでその概要をお知らせするとともに、昨年10月24日の中間決算発表時に公表した平成19年3月期通期(平成18年4月1日~平成19年3月31日)の業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
なお経緯としまして、3月28日に投資有価証券売却益598百万円の発生を公表しており、その際投資有価証券評価損を特別損失として計上する見込みであることを付記しております。
記
1. 投資有価証券評価損の発生とその内容
「その他有価証券」に区分される保有有価証券のうち、時価が著しく下落したものについて、平成19年3月期において減損処理による投資有価証券評価損を計上する必要が生じました。この投資有価証券評価損は、特別損失として計上する予定であります。
(1)平成19年3月期末の投資有価証券評価損の総額
(A)平成19年3月期末の投資有価証券評価損の総額 | 600百万円 |
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(B)平成18年3月期の純資産の額 (A/B×100) | 8,047百万円(7.5%) |
(C)平成18年3月期の経常利益額 (A/C×100) | 1,382百万円(43.4%) |
(D)最近5事業年度の当期純利益の平均額 (A/D×100) | 742百万円(80.9%) |
(ご参考)当社の決算期末は、3月31日であります。
2. 業績予想の修正
(1)平成19年3月期個別業績予想の修正(平成18年4月1日~平成19年3月31日)
左右にスクロールしてご覧ください。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
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百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
前回発表予想(A) | 30,500 | 1,400 | 1,500 | 940 |
今回修正予想(B) | 30,320 | 1,170 | 1,380 | 810 |
増減額 (B-A) | △180 | △230 | △120 | △130 |
増減率(%) | △0.6% | △16.4% | △8.0% | △13.8% |
前期(平成18年3月期)実績 | 26,432 | 1,279 | 1,372 | 910 |
(2)平成19年3月期連結業績予想の修正(平成18年4月1日~平成19年3月31日)
左右にスクロールしてご覧ください。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
---|---|---|---|---|
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
前回発表予想(A) | 30,500 | 1,400 | 1,450 | 920 |
今回修正予想(B) | 29,490 | 1,180 | 1,270 | 740 |
増減額 (B-A) | △510 | △220 | △180 | △180 |
増減率(%) | △1.7% | △15.7% | △12.4% | △19.6% |
前期(平成18年3月期)実績 | 25,701 | 1,342 | 1,382 | 913 |
(3)修正の理由
①個別業績予想の修正
売上高については、イービジネスサービス事業におけるEC(電子商取引)事業者へのASP型業務運営(バックオフィス)サービス事業の増収はありましたが、ブロードバンドソリューション事業においてネットワーク関連需要の一巡による市場の鈍化で受注競争が激化し、新規ネットワークシステムの設計・構築案件が減少しました。
経常利益では、イービジネスサービス事業の売上高増加による増益効果はありましたが、ブロードバンドソリューション事業の受注競争の激化等による利益の減少が予想以上となりました。
特別損益では、財務健全性の観点から上記1.のとおり投資有価証券評価損600百万円を計上する一方、3月28日公表のとおり、投資有価証券売却益598百万円も計上しております。
以上の結果、当期純利益は740百万円となる見込みです。
②連結業績予想の修正
連結子会社の業績は総じて向上しておりますが、これらは予想した範囲内であり、連結業績予想の修正は個別業績予想の修正を主因としたものです。
3. その他
平成19年3月期の期末配当につきましては、当初公表のとおり、前期末に実施しました1株当たり16円(普通配当12円+東証一部上場記念配当4円)と同額の16円を、普通配当として実施する方針であります。
以 上
本件に関する報道機関からの問い合わせ先
○ソフトバンク・テクノロジー株式会社 経営企画本部 経営企画部
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