メインコンテンツへ

名古屋オフィスの魅力は“人”にあり
信頼関係や連帯感が強い組織を支えている

環境を知る

掲載日:2024/06/03

SBテクノロジーは、東京をはじめ、仙台、富山、名古屋、大阪、福岡と、全国数カ所に事業所を展開。各事業所では豊富な開発実績とノウハウを持ちながら、それぞれの特色を活かした独自の活動をしています。そこで本企画では、人事の採用担当が現地を訪問して、取材を敢行。今回は名古屋オフィス/名古屋開発センターにお邪魔し、法人DX技術本部 アカウント技術2部 第1グループの後藤マネージャーと、佐橋シニアプロジェクトマネージャーのお二人にお話を伺いました。(以下敬称略)

名古屋オフィスと開発センターの2拠点から地元・名古屋のお客様を広く支援

――まずはお一人ずつ、入社までの簡単なご経歴と現在の担当業務についてお聞かせください。

佐橋 私はSBテクノロジーが2社目になります。前職は約13年間メーカーの社内SEとして東京で勤務していたのですが、子どもが生まれたタイミングで地元・愛知に戻ることを決意しました。転職活動を進める中、ご縁があって2017年に名古屋オフィスに入社し、その後はエンジニアとして主にMicrosoft 365の導入・構築支援を担当し、主にプロジェクトマネジメントをしながら、組織のマネジメントも経験しました。

後藤 私もSBテクノロジーが2社目になります。前職は主に親会社のシステム開発を担当するユーザー系Sierで約11年間、アプリケーションエンジニアとして経験や実績を積んできました。その後、クラウド開発やアプリケーションアーキテクトを目指してSBテクノロジーに転職した次第です。現在の担当領域は主にアプリケーション開発で、クラウド上のインフラ設計や運用監視なども視野に入れて活動しています。そうした中、私自身は数年前にマネージャーにジョブチェンジしました。

――扱っている案件はどのようなものが多いのでしょうか?

佐橋 インフラの方は基本的にMicrosoft 365関連の案件や、Microsoft Azureへのオンプレミスのシステム移行といった案件が多くなっています。またMicrosoft 365に関しては、現在当社がご支援する大手企業様に対しては一通り導入支援を終えていますので、そこからの認証関連や端末制御などのセキュリティ周りでの追加案件に力を入れているところです。

――やはり名古屋の地場のお客様が中心ですか?

佐橋 はい。基本的に名古屋の案件がほとんどを占めています。

――名古屋オフィスの立地や周辺環境についてご紹介いただけないでしょうか。

後藤 当オフィスは名古屋駅から徒歩1分のJPタワー名古屋22階にあります。また国際センター駅から徒歩2分、名古屋駅から徒歩7分の場所には名古屋開発センターもあり、メンバーはそれぞれ好きなほうで勤務が可能です。名古屋オフィスは基本的に営業部隊や技術部門では主に役職者がおり、一方の開発センターは人が少なく静かなため、一人で集中して作業をしたい人に向いている環境だと思います。

――お二人がマネジメントされているグループの人数や男女比率なども教えてください。

佐橋 私の担当領域では、ビジネスパートナーのエンジニアを含めて約60名います。男女比率に関しては、女性は1名で残りは全員男性です。

後藤 男女の比率はこちらも同じような状況ですね。メンバーの数は、パートナーさんを含めると約100名に上ります。

――残業は月にどのくらいあるのでしょうか?

佐橋 平均25時間程度です。私のグループからお客様のところへ常駐しているメンバーは準委任契約が多いので、契約上なるべく残業は抑えていただきたい旨をお客様にも伝えており、結果的に全体の残業時間もそれほど高くはなっていません。

後藤 私のグループはアジャイル開発、とりわけスクラム開発が多いのですが、例えば「1日の作業は5時間」という風に決めて、それありきで進めていくので、残業があまり発生しにくい状況ではあります。一方で、アジャイル開発ではない請負のウォーターフォール案件もあり、そちらのほうは残業も多少はあるため、平均すると20時間から25時間くらいになると思います。

話しかけやすい雰囲気を作ることで社内のコミュニケーションを活性化

――名古屋オフィスのリモートワークの状況をお聞かせください。またメンバー間の日々のコミュニケーションはどのように取っているのでしょうか?

佐橋 私を含めてほとんどのメンバーがリモートワークを選択しています。コミュニケーションに関しては、月に1回出社日を設けていますが、それ以外でみんなが顔を合わせる機会はなく、基本的に日々のやり取りはグループ内のチャットがベースとなっています。

後藤 私のグループの場合、リモートワークとオフィスワークは半々くらいだと思います。私もそうなのですが、積極的にメンバー間でコミュニケーションを取りたい人は、出社を選ぶケースが多いですね。

佐橋 私の場合、家庭の事情でリモートワークをしているのですが、コミュニケーションのことを考えたら、やはり出社したほうがメリットは多いと感じます。例えば、よく営業さんに「お客さんからこんな話があったのですが…」とふわっとした相談をされることがあるのですが、こういうやり取りはお互いリモートよりも対面のほうが圧倒的にやりやすいので、そういう意味では私は出社したい派です。

――リモートワーク、オフィスワーク問わず、コミュニケーションで心がけていることは?

後藤 私自身、できるだけ話しかけやすい雰囲気を作る努力はしていますし、きっと他のメンバーも心がけていると思います。そのため、名古屋オフィスは誰に対しても話しかけやすい、相談しやすい空気になっていますね。

――上司と部下、同僚同士の関係性も良好そうですね。

後藤 風通しはいいと思います。包み隠さず何でも言い合える環境なので、お互い不満を溜め込まずに済むんです。また親身になってくれるメンバーが本当に多いなと感じます。そもそもなぜそういう環境なのかというと、お互いに信頼関係ができているからでしょう。その鍵を握っているのが上長たちの存在です。

一般的な会社だと、部長やその上の統括部長ってなかなか話しかけづらい空気があると思いますが、名古屋オフィスの場合、それがまったくありません。たぶんそれは名古屋の拠点をゼロから立ち上げてきた皆さんの苦労や人柄から来るものだと思います。

佐橋 同感ですね。立ち上げた方々が今も皆さんいらっしゃって、社内に対しても社外に対しても地道に信頼関係を築かれて、組織の構成も大きくは変わらず現在に至っている。こうして積み重なってきたものが名古屋オフィスならではの風土になっていると思います。営業と技術の距離が近いなど、部署間の垣根も低く、本当に連帯感の強い組織です。

後藤 名古屋オフィスは規模は小さいですが、だからこそ「私はここまでしかやりません」と自分の担当範囲を区切ってしまうようなマインドの人は一人もいません。誰かが困っていたら、すぐに手を差し伸べる。そんな助け合いの精神が染みついていますね。

――メンバー同士とても仲が良さそうですが、アフターファイブや休日に一緒に出かけることなどはあるのでしょうか?

佐橋 名古屋オフィスの恒例行事となっているのが、年に1、2回開催するバーベキュー大会です。開催場所は名古屋近郊の大きな公園やバーベキュー施設で、参加は自由。営業グループや長く契約していただいているパートナーさんなども含め、毎回多くのメンバーが集まります。昨年の夏は岐阜で開催したのですが、遠方にもかかわらずお子さん連れの人などもおり、みんなで大いに盛り上がりました。

好奇心・探求心が旺盛で、主体的に行動できる人材を求む

――続いて求める人材像についてお伺いします。スキルの観点で言えば、もちろん即戦力を求めていらっしゃると思いますが、マインドセットの部分ではどのような人材と一緒に働きたいとお考えですか?

佐橋 エンジニアにしてもプロジェクトマネージャーにしても、お客様に近い場所で仕事をする機会が非常に多いので、やはりコミュニケーション能力は重要視しますね。また、クラウド技術は日々進化していますので、新しいことを学ぶ意欲や、好奇心、探求心などを持っている人は活躍の場が広がるでしょう。

後藤 受け身でなく、自分で考えて動ける人、すぐに行動に移せる人も、会社にとっては欲しい人材ですね。名古屋オフィスの場合、いちいち上長の許可を取らないと仕事が進まないということはありませんので、自分でアイデアを出して、とりあえずやってみる、というスタンスの人のほうが働きやすいと思います。

――昨今の採用市場を鑑みると、即戦力の方だけでなく、比較的経験の浅い人材を育てていくことも重要だと思いますが、どういう人だとより成長できるチャンスがあるでしょうか?

佐橋 クラウドをメインにしたSIerは、東海エリアではあまり多くありません。特にSBテクノロジーのようにインフラ側のクラウド案件を学びながら実践できる環境はとても珍しいでしょう。そういう意味でも、クラウドに興味があり、スキルを伸ばしていきたい人や、今後ずっとクラウドの領域でやっていきたいという人には、よい経験が積めると思います。

後藤 SBテクノロジーは上場企業ではありますが、東海エリアで見ると、まだまだベンチャー気質が色濃く残っている会社です。したがって安定志向が強すぎる方はあまり向いていないかもしれません。逆にアグレッシブな方、チャレンジスピリットが旺盛な方にとっては魅力のある職場だと思いますし、成長できるチャンスがあると思います。

――これから入社される人たちには、どのようなキャリアパスが提供できますか?

後藤 やはりエンジニアとして経験を積んでプロジェクトマネージャーになる。あるいは技術を突き詰めてアーキテクトになる。この2つの道だと思います。

佐橋 プロジェクトマネージャーの仕事は豊富にあるので、経験は十分積めます。一方、技術一本で行きたい人なら、例えばセキュリティや、Microsoft Azure、AWSなどの領域でサーバーレスの仕組みを構築できる技術者はまだ少ないので、そういった知見を活かしてアーキテクトとして活躍することも可能です。

――最後に今後の目標やビジョンをお聞かせください。

佐橋 今後はセキュリティ案件を増やしていきたいと考えているのですが、セキュリティエンジニアの数は名古屋オフィスだけでなく採用市場でも不足しているので、まずは採用を含めた体制強化を図っていきたいです。

後藤 アプリケーション開発だけではビジネスボリュームに限界があるので、今後はその上のコンサルティング領域や運用監視の部分も含めて、名古屋オフィスのメンバーでトータルにご支援できる体制を整えていきたいと考えています。

――今後のますますのご活躍を期待しております。本日はありがとうございました!

取材後に、上司であり関西・東海エリアの技術部門を纏める増田部長も交えて

 

 

 

今回の取材を通し、名古屋オフィスのメンバーの成長への勢いを改めて感じました。環境的には、これから整備していく必要がある部分もあるかと思いますが、何より社員一人ひとりが大きな目標に向かって協力し合っている雰囲気に感銘を受けた一日でした。

募集職種一覧